いつでも、どこでも、ママに寄り添う情報を

<長男の嫁だから>まだ帰省や介護で長男夫婦が苦労している?理想はみんなで役割分担なのに…

0おすすめ782_義父母(父母)_猫田カヨ
「長男だから」「長男の嫁だから」。かつてはよくつかわれていた言葉かもしれません。ですが、共働き世帯が増え、家族のかたちも多様になった今、その考え方に違和感を抱く人も少なくありません。一方で、地域や家庭によっては、今でも長男やその妻に期待される役割が残っているケースもあるようです。

『帰省や介護、相続などでは、今でも「長男だから」という考え方が残っているように感じます。その妻にも同じような役割や期待が向けられることがありますよね。今の子育て世代は、「長男」「長男の嫁」という立場をどう考えていますか?』

「長男の嫁」という立場について、さまざまな世代や立場の人から率直な声が寄せられました。そこから見えてきたのは、「長男の嫁」という言葉ひとつでは語れない、それぞれの家庭事情でした。

「長男の嫁だから」と期待されることに違和感

まずあったのは、「長男の嫁だからと特別な役割を求められることに納得できない」という声です。

『長男か否かにかかわらず、元々他人だった嫁に将来親切にされたいなら、まず自分自身がお嫁さんを大切にするべき。私のことが憎いクセに携帯、家電、公衆電話からと手段を変えて鬼電してくる義母。すべてブロックしました』

『私は息子さんと結婚しただけで、あなたの奴隷ではありません』

『継ぐような立派な家でもないくせに、長男だからと優遇したり、嫁をこきつかったりしようとしている年寄りがいる』

『長男の義兄は義母から2回も結婚を反対されていまだに独身。長男の嫁に相応しくないというのが理由だったと胸を張って私に話す』

義実家との関係が良好であれば協力したいと思えるものの、「長男の嫁だから当然」という姿勢には反発を覚えるという人は少なくありませんでした。また、飛行機で行き来する距離に住んでいる人からは「基本は旦那に向こうとのやり取りを任せています」という声もあり、距離があることで「長男の嫁」を意識する場面がほとんどない家庭もあるようです。

広告

地域や家庭によっては今も役割が残ることも

一方で、「長男だからこそ担う役割がある」という意見も寄せられました。

『「長男=きょうだいの一番上」だから、親族が集まったときのまとめ役になることが多い。なので嫁も嫁のリーダーかな』

『祖父母のお葬式では、長男嫁さんが地域の風習に従って大変な役割を全部やってくれていた』

『義伯母は現場の取りまとめをしていて、いつも忙しそうだった』

地域によっては法事や祭事などで役割が細かく決まっているところもあり、昔ながらの慣習が色濃く残るケースもあるようです。ただ、それを当然と受け止める人ばかりではありません。「昔からそうだから」という理由だけで負担が偏ることに疑問を感じる人もいて、地域性による違いもあるのでしょう。

広告

「相続」とのバランス次第?

興味深かったのは、「役割と相続はセットで考えるべき」という意見です。

『不動産はすべて長男が相続すると、子どもの頃から決まっていました』

『介護やお墓、不動産管理も長男夫婦がメイン。私は遺産がない代わりに親のことも任せています。長男の奥さんも、それ相応の遺産があるので、大変だろうけれど納得しているのではないかな』

昔ながらの考え方を全面的に否定するのではなく、「その分の責任と権利が釣り合っているなら理解できる」という声も見られました。

今は「長男だから」は関係ないよ

現在は、そもそも「長男だから」という考え方を持たない家庭も増えているようです。

『今どき、長男だからとか長女だからとかいうのは時代に合っていない』

『長男の嫁という話をされたことも、何かを強制されたこともない』

子どもたちも独立して暮らすことが一般的になった現在。「長男」という肩書きだけで役割を決めることに現実味を感じないとママたちは言います。

家族みんなで支え合えたら

嫁だから動くのではなく、家族みんなで協力するという家庭も少なくありません。

『義実家では義父と義兄と旦那で家事をして、義母と義姉と私はリビングでお茶を飲んでいる』

『長男に嫁ぎましたが、義母が分け隔てなく接してくれるおかげで嫁ズはみんな仲良しです』

『嫁姑の距離感は大切だと思う』

義実家との関係が良好な人たちに共通していたのは、「長男の嫁だから」という言葉ではなく、お互いをひとりの家族として尊重していることでした。役割を押しつけるのではなく、自然と助け合える関係だからこそ、いい距離感を保てているのでしょう。
「長男の嫁」という言葉に対する受け止め方は、住む地域や家庭環境、義実家との関係によって異なるようです。しかし、ママたちのコメントに共通していたのは、「肩書きだけで役割を決める時代ではない」という考え方でした。介護や帰省、相続など、家族で話し合うべき課題はこれからも続きます。だからこそ、「長男だから」「長男の嫁だから」と決めつけるのではなく、それぞれが納得できるかたちを話し合いながら築いていくことが、今の時代に合った家族のあり方なのかもしれません。

文・岡さきの 編集・有村実歩 イラスト・猫田カヨ

広告

人気連載をイッキ読み!

※本記事にはアフィリエイト広告が含まれています。商品を購入すると、売上の一部が販売プラットフォームよりインタースペースに還元されることがあります。掲載されている情報は執筆時点の情報、または自動で更新されています。

関連記事

<男の改姓、みっともない?>長男の結婚報告「相手の姓になる」家を継ぐ立場なのに?【第1話まんが】
私は50代のサトコです。私は夫と結婚して男の子を3人授かりました。今や全員が20代の社会人になり、それぞれ自分の選んだ場所で生活をしています。親としては立派に育ってくれて嬉しいかぎりです。そんなある日...
<義実家と旦那の関係が悪い>帰省の準備をすべて丸投げする旦那。任せればフキハラで誤魔化され…?
長期休みが近づくたびに、憂うつな気持ちになる人もいるのではないでしょうか。義実家への帰省は「家族の大切な時間」といわれる一方で、その裏では準備や気づかい、育児の負担を一手に引き受けている人もい...
<きょうだい差別>長男の弟は溺愛、長女の私は1000万円以上の差をつけられ…40代の今も苦しい
家族は本来、安心できる存在のはずではないでしょうか。しかし、きょうだいの間で扱いに差があったと感じてきたママにとって、その記憶は大人になっても消えないかもしれません。むしろ年齢を重ねるほど、過去の...
参考トピ (by ママスタコミュニティ
「長男の嫁」って、今も特別ですか?