<旦那は企業戦士>古い価値観なの?「家事育児に協力しない旦那さんなんて絶対イヤ」と言われて複雑

共働きが増え、男性の育休取得や家事・育児への積極的な参加も珍しくなくなったのではないでしょうか。一方で、旦那さんが仕事に邁進する日々を受け入れてきたママたちもいます。
『30代後半です。旦那が忙しくて毎日終電とかタクシーで帰宅。旦那は土日も疲れているのかずっと寝ていた。そんななかで働きながら、ひとりで子どもを育ててきました』
そんなある日、投稿者さん夫婦の様子を知っている専業主婦の友人から、「旦那には定時に仕事を終えて18時には帰宅してほしい。家事も育児も協力してほしい。みんなで一緒に晩御飯を食べたい」と言われたそう。投稿者さんは、友人から「そんな忙しい旦那さんなんて絶対にイヤ」と言い切られたことに複雑な気持ちを抱いたそうです。さらに、
『別の友人に「ひとりで子どものお風呂どうやって入れるの?」と不思議がられたことがあります』
と、自分にとって当たり前だった子育てが驚かれてしまうのは、時代の変化なのかと感じているよう。いわゆるワンオペで頑張ってきた自分のスタイルが古いのかと、モヤモヤしてしまうと言います。
うちも激務だった
「うちも同じだった」という声は少なくありませんでした。
『私の旦那も激務で、帰宅は早くても夜9時が普通だった』
『終電に間に合わずタクシーやホテル泊まり。平日は子どもとほとんど接していなかった』
『「最近、旦那の帰りが遅くて7時すぎるのよ」「ええ! 遅い!」という会話を聞いてカルチャーショックだった』
「帰宅が22時で遅いと言われることに驚いた」「平日に旦那がお風呂へ入れてくれたことは一度もない」という人もおり、時代というよりも、置かれた環境によって受け止め方は大きく異なるようです。
一方で、
『旦那は仕事が好きだし、私は仕事にプライドをもつ旦那とお金が好きなので問題ない』
と、自分たちなりの役割分担に納得しているという意見も目立ちました。
家に早く帰ることが「正解」でもない
一方で、「旦那が早く帰ることにも悩みがある」という声も寄せられました。
『働き方改革や、立場が上になったことで旦那が家で夕飯を食べるようになり、ストレスがたまっています』
『旦那がいたらあれこれ頼まれるから、いっそいないほうがいいときもある』
『最初はそう思っていた。いつしか18時半帰宅されるのがツライ』
旦那さんが早く帰宅すれば家族団らんが増えるとは限りません。生活リズムや家事分担は家庭によって異なり、長年築いてきたバランスが変わることで新たな負担を感じる人もいるようです。
働き方は大きく変わった
一方で、「時代が変わった」と感じるコメントもありました。
『20年前は子どもの体調不良や迎えで早退する男性は珍しかったけれど、今では普通にいる。男女関係なく子どもの世話ができる時間帯に帰宅するのが当たり前』
『育休が取れるようになって本当にホッとした』
『在宅勤務のおかげで家族と夕飯を食べて、子どもと風呂にも入れるようになった』
さらに、
『激務だけれどそこそこ稼げる会社で働いているけれど、「家族の時間が欲しい」と退職する男性も多い』
という声がありました。仕事と家庭との両立を重視する価値観が広がっているのかもしれません。
夫婦が納得できるかたち
友人からの「そんな忙しい旦那さんなんて絶対イヤ」との言い方に、投稿者さんは自身の生き方を否定されるような気持ちになったのかもしれません。
『私はがんばった、と自分を褒めてあげたらいいと思います』
こんな励ましのコメントが寄せられました。また、
『夫婦なんて組み合わせの問題。家庭内で互いの理解があればそれでいい』
『どの家庭も、さまざまな角度から見て一番しっくりくるようなかたちに落ち着いているもの』
働き方改革や男性の育児参加が進んだことは、家庭にとって喜ばしい変化かもしれません。しかし、だからといって激務の旦那さんを支えながら、家庭を守ってきた人たちの努力が否定されるものではありません。旦那さんが仕事に専念し、ママが家庭を支えるかたちも、夫婦で家事や育児を分担するかたちも、それぞれが納得して築いたものであれば、どちらも正しいのでしょう。
時代とともに、そして各家庭で、理想の夫婦像は変わります。しかし、大切なのは世間の価値観に合わせることではなく、自分たち家族にとってムリなく続けられるかたちを見つけること。他人と比べるのではなく、自分たちが歩んできた道を認め合うことが、何より大切なのではないでしょうか。
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文・岡さきの 編集・Natsu イラスト・Ponko
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