<授業参観のマナーは?>「主役は誰ですか?」子どもたちが安心して頑張れる場所を!【第3話まんが】
私はミホ36歳。今日は小学2年生の息子ソウタは、人前で発表するのが少し苦手です。それでも授業参観前日の夜、「ママに見てほしい」と言って、自分から教科書を開き、発表の練習をしていました。私はその頑張りを楽しみに教室へ向かいましたが、ルールを守らない保護者たちにより、落ち着かない空気に包まれていました。ソウタは答えがわかっている様子なのに、何度も手を挙げようとしては、周囲の雑音を気にしてためらっています。次こそ勇気を出せるのか、私は祈るような気持ちで見守っていました。
授業は進んでいきますが、教室のざわつきは、なかなかおさまりません。廊下からは、まだ保護者同士の話し声が聞こえます。下の子を連れた保護者がバッグからお菓子を取り出しました。袋のカサカサという音が、思ったより大きく響きます。


担任のタナカ先生の声に教室が、しんとしました。廊下の声も止まりました。「授業参観の主役は誰ですか?」という問いに、保護者たちが、はっとしたように顔を上げます。スマホカメラを向けていた保護者は、気まずそうにスマホを下ろしました。廊下にいた保護者たちも、口を閉じます。

ソウタはたしかに手を挙げようとしていました。けれど後ろから聞こえた保護者の声に驚き、その手を下ろしてしまったのです。タナカ先生が保護者に協力を求めたことで教室は静かになりましたが、その後、ソウタの発表の機会は戻ってきませんでした。
帰り道、ソウタは「次はちゃんと手を挙げられるように頑張る」と言いました。その言葉を聞いて、私はただ「頑張って」と言うだけでいいのか考え始めました。
子どもたちが安心して頑張れる場所を守るのは、先生だけではないはずです。
原案・ママスタ 脚本・くまなかこ 作画・中島なかじ~ 編集・みやび
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