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【吉木りささん・第3回】一致団結して挑んだ受験は家族の財産に。「身の回りクイズ」は現在も継続中!

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現在6歳の娘さんと3歳の息子さん、ふたりのママであるタレント・吉木りささん。今回は昨年全力で取り組んだという、娘さんの小学校受験の話の続きです。お子さんの知的好奇心を育てるための工夫など、受験を考えていない家庭でも参考になりそうなお話も要チェックです。さらに夫である俳優・和田正人さんの意外な一面も?

子どもだけでなく、親も成長を実感できた1年でした

──今後同じように受験を考えている家庭にアドバイスするとすれば?

吉木りささん(以下、吉木さん):わが家も大したことは言えないのですが……。大学生が就活を始めると、プライドをズタズタにされるじゃないですか? 親にとっては、まさにそうした出来事でした。親としてそれまで自分がやってきたことは、なんて雑だったのだろうと。他の親御さんたちがお子さんと本当に丁寧に接している様子が、より目についてしまうというか。

最初は落ち込むこともあるかもしれませんが、でも、頑張り続ければ子どもの成長がよりうれしく感じられるようになると思います。「ああ、うちの子ダメだな」と投げやりになるのではなく、少しでも成長できたところを一緒に喜んで、それを楽しんでいただきたいです。

──ズタズタになったそのプライドは、どうされたのですか?

吉木さん:「やるしかない!」と、負けん気に代えました(笑)。それに受験にはゴールがある。11月まで頑張ればそこから先は楽になれるので、それもモチベーションになりました。

あと、学校に至ってはご縁です。私も夫も説明会に行き、それぞれに「すごくいいな」と思った学校があるんですよ。親として「絶対にここに行かせたい」という希望がある方もいらっしゃると思うし。でもわが家の場合は面接に行ったとき、娘自身が「あ、ここがいいなぁ」と親の希望とは全然違う学校を気に入ったのです。言われてみれば通っている子どもたちの雰囲気、先生たちのほんわかした空気感、自然に溢れた校舎など「たしかに娘にしっくりくるな」と。

──最終的には、どこに通われることになったのでしょう?
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吉木さん:娘が気に入った学校に、ご縁をいただきました。

──よかったですね。ただ仮にどこにもご縁がなかったとしても、挑戦したこと自体にも意味がありそうです。

吉木さん:本当にそうだと思います。わが家も家族が一致団結でき、目標に向かって突き進めた経験そのものが財産になったと思います。

私自身はタスク処理能力が皆無なんですよ(苦笑)。タレント業は番組や歌などひとつに向かって集中する状況を作っていただける職業で、細かいことはマネージャーさんにお願いもできます。ただ母親としては子どもたちの黒子となり、すべてのスケジュールを把握しながら勉強もさせ、受験の願書をたくさん書いて……と全部のタスクをこなさなきゃいけない。夫には叱咤激励されていました(笑)。「大丈夫。りさなら、やれる!」「これはタレントとしての成長にもつながる。頑張れ!」と。「だったら、代わりにご飯作ってよー」と内心思っていましたが……。

──よくわかります(笑)。

吉木さん:でも、少しずつ夫も作ってくれるようになり、今では私が疲れた顔をしていると自ら作ってくれるようになりました。夫も影ですごく頑張ってくれていたし、今回の経験は夫自身の勉強にもなったと思います。親の面接も仕事柄、夫なら楽勝だろうと私は考えていたんですよ。これまでたくさんのオーディションを受けてきているので。面接会場にも「りさ、こう聞かれたらこう答えるんだよ。言ってみな、はい」みたいな練習をしながら向かって。でもいざ面接で先生方から質問されるとしどろもどろになり、帰り道では激ヘコみ(笑)。娘のほうがよっぽど落ち着いて、淡々と受け答えしていました。

──自分のことならできても、わが子のことになると緊張しますよね。激動の1年だったのではないですか?

吉木さん:白髪も増えたしゲッソリしたので(苦笑)、幼稚園に行くとママ友から「大丈夫?」と心配されたほどでした。泣きながら相談に乗ってもらったことも。この1年で10歳老けた気がしているので(笑)今からアンチエイジングを頑張らないと!

──それほど大変な時期だったのですね。

吉木さん:塾の授業中に泣いてしまったこともありました。他の子たちがあまりに優秀なので「こんなにすごい子たちと競わなきゃいけないのか。私たちにはまだ早いんじゃないのかな」とか。落ち込んで帰る日もたくさんあったのですが、今となってはすべて無駄じゃなかったと。私の心も成長できた気がしているので、挑戦してよかったなと思います。

知的好奇心をくすぐるため、身の回りのことをクイズ形式に

──お子さんたちに知的好奇心を持ってもらうため、今も心がけていることはありますか?
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吉木さん:すべてのことにアンテナを張る、というのかな? 散歩中に「このお花の名前、なんだろう? 知っている?」とか、スーパーで泡だて器を手にして「これは何に使うものだと思う?」とか。いろいろなものに興味を持ってもらえるよう、クイズ形式にして会話するようにしています。強いるのではなく、自然に興味を持ってもらえるように。ゲームのようにするなど、いかにおもしろく学べるかは意識していますね。今では子どもたち自らしりとりをしたり、パズルをやったりするようになりました。それに伴い、私自身も調べものが増えました。

──間違ったことは教えられませんからね。お子さんふたりとも公文に通われているそうですが、それ以外の習い事は?

吉木さん:息子は公文のみですが、もう少し大きくなったら「空手をやらせたい」と夫は言っています。アスリートなので、やっぱり運動はマストのようで。娘はバレエと英語を習っています。近所にバレエ教室があるんですよ。私は毎日なんの気なしに通り過ぎていたのですが、夫が「娘がかわいい衣装を着ている姿を見たい」と。普通はママパパ逆ですよね(笑)。先生が素敵な方だったのと、柔軟はすべてのスポーツにつながる、ということもあり。娘は楽しんで通っています。

自分のことならいくらでも強気に出られても、わが子のこととなると緊張感に負けてしまう。和田さんのお気持ちがよくわかるエピソードでした(笑)。さて、次回はその和田さんとのママパパとしての関係性について。子どもたちに対するサービス精神は、ママ友さんたちの間でも有名のようですよ。

取材、文・鈴木麻子 編集・編集部 撮影・中村彩子

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