<タダでお願い!?>無自覚なお願いに要注意!ママ友付き合い⇒親しき中にも礼儀あり【第4話まんが】
私は千和(チワ)ワカバ、年少の娘を育てています。在宅でイラストレーターの仕事をしています。家族以外には基本的に職業を秘密にしていますが、生活の中で見かけるあのキャラクターやあの挿絵は、実は私が描いていたりします。ペンネームは「わわ丸」です。幼稚園のバザーの看板製作を依頼されましたが、全部描き直すとするとデザインを考えたり下絵を描いたりで、短く見積もっても2〜3日かかると思います。その間、私は仕事ができません。仕事をしていれば発生したであろう報酬のことなどを考えると、「ちゃちゃ〜っと描いてよ!」という気軽さで作業を振ってくるママ友にモヤモヤしますが、「子どもたちのため」と言われると言い返すことができません。そんな私を救ってくれたのは、犬飼さんでした。

犬飼さんは、以前自分も似たようなことをしてしまったことがあると話してくれました。息子くんが年少の頃、同じクラスにプロのピアニストのママがいて、軽い気持ちで「一曲弾いて」と頼んでしまったそうです。実際に演奏を聴いたとき、その技術の高さに驚き、「気軽にお願いしていいものではなかった」と、自分の図々しさに気づいたと言っていました。

幼稚園では、みんな普段着で会います。仕事の肩書きも、専門性も、外見からはわかりません。だからこそ、つい「気軽に頼める相手」と思ってしまいがちです。でも、もしその人が仕事着を着ていたら、誰も「無料でやって」とは言わないはずです。そう考えると、今回の出来事は、私にとって大切な気づきになりました。

私は、自分の仕事を特別なものだと思っているわけではありません。ただ、時間と技術を使って行うものだという意識はあります。だからこそ、軽い気持ちで頼まれると、どう受け止めていいのかわからなくなることがあります。相手に悪気がないのは理解していますが、自分の中で整理するのに少し時間がかかりました。自分の仕事に対する線引きを、改めて考えるきっかけになりました。
今回の出来事を通して、私は「ママ友の中には、いろいろな仕事のプロがいる」という当たり前のことを改めて実感しました。そして、無意識のうちに相手に負担をかけるようなことを言わないよう、私自身も気をつけようと思いました。この経験は、私にとって学びになりました。日常の中で起きた小さな出来事でしたが、自分の考え方を見直すきっかけになったと思います。
文、作画・カヲルーン 編集・横内みか
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