<臭い白衣、もはやテロ!>ボタンやほつれは無視?次に使う人へのマナーより「香り」【第2話まんが】
私はスズカ。給食着の袋を開けた瞬間、暴力的なまでの柔軟剤の香りに襲われました。前の当番のヤマモトくんのご家庭がよかれと思って使ったようですが、タクヤは「給食の味がわからなくなる」と悲痛な声を漏らしています。善意ゆえの「香りの檻」に苦しむタクヤを思うと、胸が痛みます。しかし相手に角を立てずに伝える難しさにも悩んでしまいます。一度洗っても落ちない強烈な匂いと格闘しながら、無香料の洗剤で何度も洗い直すしかなく、私は深いため息をつきました。



顔を背けながら、袖の部分にアイロンを当てたとき、私の手が止まりました。白衣のボタンが取れかかっています。よく見ると、糸が1本だけで辛うじて繋がっている状態。それだけじゃありません。ポケットのほうは3センチほど、まつり縫いが解けてペラペラと垂れ下がっています。……私は、めまいがするような思いでその白衣を見つめました。



私は裁縫道具を取り出すと、チクチクとボタンを縫い付け直しました。解けたポケットも、丁寧にまつり縫いをしていきます。……皮肉なことに、針仕事をしているあいだも、指先にはあのフローラルな香りが移っていきます。ヤマモトさんの価値観が、私の指にまで侵食してくるみたいで、嫌な気持ちになりました。



洗い直しても落ちない香りと格闘しながらアイロンをかけていると、熱でよりいっそう強烈な香りが広がりました。さらに驚いたのは、ボタンが取れかけていて、ポケットも解けたままだったこと。
「いい匂い」を清潔感と勘違いし、基本の手入れを怠るヤマモトさんの価値観が理解できません。指先にまで移る香りに嫌悪感を抱きつつ、ボタンを縫い直しながら私は決意しました。
このままではタクヤが救われません。勇気を出して、「香りの問題」を伝えるべきだと覚悟を決めました。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・エイコ 編集・みやび
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