【やめたワケ】習いごとをやめるきっかけは結構いろいろ。最も多い理由は?<ママのリアル調査>

「せっかくはじめたのに、やめてしまっていいのかな……」。子どもの習いごとをめぐって、そんな迷いを感じたことはありませんか? 続けることで得られる経験がある一方で、子どもの成長や生活の変化によって、やめるという選択が必要になる場面もあります。親としては悩ましい判断ですが、その背景にはさまざまな理由があるのではないでしょうか。
そこで今回ママスタセレクトでは「子どもが習いごとをやめたきっかけは何ですか?」とたずねるアンケートを実施。選択肢には「時間的な理由で」「金銭的な理由で」「人間関係が理由で」「その他(目標を達成した、教室がつぶれたなど)」の4つを設定しました。
時間とのせめぎ合い。成長するほど続けにくくなる現実

「時間的な理由で」を選んだママは29.7%と約3割となりました。
『ピアノ。高校生になって帰宅時間が遅くなり練習やレッスンの時間がとれなくなった』
『塾に通うようになって英会話をやめた。ある程度話せたし、困らなかったから』
『部活と勉強で時間が忙しくなってやめました。本人はやめたくなかったみたいですが……』
部活や勉強が忙しくなったり、帰宅時間が遅くなったことで、継続は難しかったと感じるママは少なくないようです。
「本人はやめたくなかったみたいですが……」との声からは、子どもの気持ちと現実との間で揺れる様子もうかがえます。
小さい頃には無理なく続けられていた習いごとも、成長とともに時間の使い方が変わることで、選択を迫られる場面が増えていくのかもしれません。
費用の壁は、続けるほど高くなる
「金銭的な理由で」を選んだママは12.7%でした。
『子どもの成長とともに金額と内容が合わなくなり、同じ種類の別の場所に変えた』
『学年が上がるにつれて金額が上がったため、別のところに変えた』
長く続けるほど、金銭的な負担が大きくなる場合もあります。金額が上がる理由には、内容が高度になるだけでなく、レッスン時間が長くなるという点もあり、納得せざるを得ない面もあるのですが……。
なかにはすぐにやめるのではなく「同じジャンルで別の教室に変更した」など、家庭なりに折り合いをつけているお宅もありました。費用面は、やめるか続けるかの判断だけでなく、「どう続けるか」を考えるきっかけにもなるのでしょう。子どもの習いごとにかかる金銭的な負担は家計にも直結します。状況に合わせて、お子さんと話し合うことも大切だといえそうです。
人間関係が原因でやめるケースも。環境の影響は大きい
「人間関係が理由で」を選んだママは15.9%に。
『個人の先生でピアノを習っていたが、レッスンの日に不在なことが数回。娘が指を骨折したのを機にやめました』
『ピアノ。先生から嫌味を言われ続けたから』
『先生が厳しすぎたのと、理不尽なことで怒ることが多かったから』
「人間関係」を理由にやめたという声も見逃せません。習いごとは技術を学ぶ場であると同時に、人との関わりのなかで成り立つものでもあります。「先生に理不尽に怒られる」「嫌味を言われ続けた」など、指導者との相性に悩んだ経験や、「約束の時間に先生がいないことが何度もあった」といった先生への不信感をあげる声もありました。
子どもが安心して通える環境であるかどうかは、習いごとを続けるうえで重要なポイントです。違和感を覚えたときに無理を続けず、環境を見直す判断もまた大事な選択といえそうです。
「やめる理由」は多種多様。前向きな意見も
今回もっとも多かったのは「その他」を選んだママたちで、全体の41.7%にのぼりました。
『ほかにやりたい習いごとができたから』
『一緒に習っていた友達が体操からプールにすると聞いて、本人もそうしたいと言ったので』
『幼、小、中のライフスタイルの切り替えでやりたいこと、場所などを考え、本人が納得する形で卒業』
『中学受験のため』
「ほかにやりたい習いごとができた」「中学受験に向けてやめた」「本人が納得して卒業した」など、次のステップへ進むための前向きな理由をあげる人も多くいました。
『個人塾の先生が亡くなって……』
『子ども減少のため閉校してしまった』
なかには「教室の閉鎖」や「先生の事情」といった外的要因をあげる人も含まれていました。
習いごとは一度はじめたら続けることが良いとされがちですが、実際にはそのときどきの状況に応じて柔軟に見直している家庭も多いようです。やめること自体が、新しい選択につながるケースも少なくないでしょう。
やめる経験も、子どもの成長の一部
今回のアンケート結果では、もっとも多かったのは「その他」でしたが、その内訳を見ると「やめる=ネガティブな理由」だけではないことがよくわかります。
やめる理由は、時間や費用、人間関係といった現実的な事情から、目標達成や新たな挑戦といった前向きなものまでさまざまでした。つまり、やめるという選択の裏には、それぞれの家庭の考えや子ども自身の気持ちが反映されています。
「続けること」に意識が向きがちな習いごとですが、子どもの成長や環境の変化に合わせて見直していくことも、自然な流れなのかもしれません。
ひとつの習いごとに区切りをつける経験もまた、子どもにとっては大切な学びのひとつ。試行錯誤を重ねながら、自分に合った道を見つけていく。その過程こそが、成長につながっていくのではないでしょうか。
総回答数:271票
調査方法:インターネット
調査月:2026年4月
調査・分析:ママスタセレクト編集部
文・編集部 イラスト・なかやまねこ
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