<生活費を盗まれた>中学生の子どもが家のお金を「使った、もうない」と…。ショックで頭が真っ白です

「もし自分の子どもが、生活費を盗んでいたら」。そんなことを想像するだけで手が震えるという方もいるのではないでしょうか。今回の投稿者さんは、中学生の子どもを育てながらシングルマザーとして奮闘しているママ。1円単位で家計をやりくりするなか、まさに命綱ともいえる生活費の封筒が、ある日突然空っぽになっていたそうで……。
『中学生の子どもに生活費を使い込まれました』
シングルマザーとして中学生の娘さんを育てている投稿者さん。家に置いておいた生活費を、なんと全額使い込まれてしまいました。娘さん本人に聞くと「使った、もうない」とあっさり認めたのです。これはショックで頭が真っ白になるのも当然でしょう。元夫に相談しても「現金で置くのが悪い」と責められ、精神的にも家計面でも限界を迎えてしまいました。中学生がここまで一気に使い込むことはあるのでしょうか。裏切られた悲しさもあり、投稿者さんは娘とどのように向き合い、対応すべきかと悩んでいます。
管理の問題ではない!悪いのは盗んだこと
ママたちからはまず、投稿者さんが抱えている「自分の管理不足」という罪悪感を払拭するべきだと指摘が入りました。元夫の「現金で置いておくほうがどうかしている」という言葉は、娘さんの非道なおこないから目を背け、母親である投稿者さんに責任を押しつけているに過ぎません。
『うちも現金で置いてあるよ。元旦那さんの発言は、子どもが盗んだっていう現実から目を背けてるだけだよね』
『私もその月の生活費って普通に現金で置いてる。管理とか関係なくない?』
『生活費であろうが余剰資金であろうが関係ない。管理状況も関係ない。娘の自由を全て取り上げて、監視してがんじがらめにしてでも更生させないと。将来が心配だよ』
当たり前の話ですが、家に現金があることは「盗んでいい理由」にはなりません。たとえ親子であっても、無断で持ち去ることは窃盗です。まずは投稿者さんが「私が悪かったんだ」と自分を責めるのをやめましょう。そして「これは許されない犯罪行為である」と毅然とした態度で臨むことが、娘さんの更生の第一歩となりそうです。
無駄遣い、それともSOS?聞いておきたい交友関係
生活が立ち行かなくなるほどの金額を、中学生が一気に使い切る。そこには単なる「欲しいものがあった」以上の背景が隠れている可能性が高いのではないでしょうか。投稿者さんは「最近になって友だち付き合いが変わった」と漏らしていました。
『何に、どんな理由で使ったかによって対応が違ってこないかな? 単に何か欲しいものがあって使ったのか、寂しいとか、周りに人を集めてリーダー気取りがしたくて奢るとかで使い果たしたのか。投稿者さんが知らないだけで、いじめられていて金銭を要求されているなども考えられる』
『無駄遣いではなく、いじめにあって恐喝されてるとか? 感情的にならずに話し合ったら? お金のことを親に言えない理由は何か』
『いじめの可能性や、ばら撒きして寂しさを埋めてた可能性も視野に入れて、しっかり子どもと話し合ったほうがいいよ。中学生でそうなっちゃうのには何か理由があるはず』
生活がかかっている以上、「はっきり言わないから」と引き下がる理由はないでしょう。もし恐喝されていたら命に関わることもありますし、「金払いのいい子」として友だちをつなぎ止めているなら、それは依存という歪んだ関係です。娘さんの口から真実が出てくるまで、粘り強く向き合う必要がありそうです。中学生はまだ未熟ですが、同時に大人が驚くほどの狡猾さももち合わせているかもしれません。親が「何か言えない事情があるのね」と先回りして同情するのではなく、「何に使ったのか」という事実をしっかり追い求めることが、娘さんを守ることにつながるはずです。
失敗の後が大事!使ったお金の重みを分からせよう
娘さんがお金を盗んだ理由はどうあれ、「使った、もうない」という言葉には、お金がなくなると生活がどうなるかという想像力が欠けています。「お母さんがなんとかしてくれるだろう」という甘えがあるのでしょう。”娘さんの事情”と”お金を盗んだ事実”は、いったん切り離して考えるのがよさそうです。
『「あなたが使い込んだお金は生活費で、◯◯にいくら、◯◯にいくら……」って生活費を箇条書きにして、「毎月これだけかかるお金がない」って現実を見せて話し合う。「もうない」って開き直ってすむ話ではないよね』
『買ったものをまずは売りましょう。ついでにそれ以外のものも売りましょう。全売りしましょう。それで毒親だと言ってきたら、「泥棒のくせに」と言い返しましょう』
『自分がしたことは悪いことなんだとしっかり本人に理解させることが必要。きちんと叱る。いま反省させないと、親を甘く見るようになって再犯するよ』
『使ってしまったものは仕方がない、そのうえで何に使ったのかは教えなさいと問いただす。そのときに「もしかしてああなの? こうなの?」と先回りはしないこと』
具体的なアクションとして、まずは家計の実情を娘さんに示しましょう。「このお金はあなたの今月の給食費だった」「これは来週の電気代だった」と、盗んだものが単なるお金ではなく、自分自身の「生活そのもの」であることを理解させるのです。
またママたちが指摘するように、盗んだお金で買ったものを手元に残しておくのは教育上よくないでしょう。フリマアプリなどで売り、1円でも多く生活費に戻す作業を娘さんの目の前でおこなう、あるいは娘さんに協力させることも検討してはいかがでしょうか。「盗んで手に入れたものは、自分のものにはならない」と認識させると、娘さんにとって失敗体験となりそうです。
「親子間の信頼」を再構築するために
今回の事件で大きく傷ついたのは、家計以上に「親子間の信頼」でしょう。中学生という多感な時期、親への反抗心や孤独、友だちへの見栄など、娘さんなりに抱えていたものはあったのかもしれません。しかしどんな理由があろうとも、自分ではない誰かの財布からお金を抜くという行為は、超えてはならない一線です。
ここで投稿者さんがなあなあにすませてしまえば、娘さんは悪い成功体験を得てしまいます。いまこそ娘さんとしっかりと向き合うこと。これは将来娘さんが社会に出たときに本当の罪を犯さないための、親としてできる防衛線ではないでしょうか。
そして生活費が足りない苦しさは、娘さんと共有しましょう。質素な食事、我慢する娯楽。その不便さを親子で引き受けることで、娘さんの心に「申し訳ない」という本当の反省が芽生えるかもしれません。信頼を再構築する道のりは厳しいかもしれませんが、今回の件を共に乗り越えたとき、本当の意味での強い親子になれるのかもしれません。
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文・motte 編集・いけがみもえ イラスト・Ponko
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