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『病気・健康の怪しいサイト』を避ける検索テクニック

こんにちは、斗比主閲子です。

みなさん、健康や病気について気になったことをインターネットで検索したことがありますよね? 経験がある人ならご存知の通り、検索結果で上位に表示されるサイトは、ほとんどが医学的に信ぴょう性が乏しかったり、どこかからかパクったと思われたりするものばかりです。

今はとあるサイトが批判を受けて改善対応を検討しているということが話題になっています。ただ、これは特に一社だけが行っていることではありません。無数の企業が健康や病気に関する記事を大量に生産し続けています。

試しに、“がん”“そばかす”“うつ病”“ダイエット”などといったキーワードで検索すると、素人が書いた、専門家のレビューもない記事がズラズラと並ぶことからもそれがよく分かると思います。

ただ、検索結果の上位に表示されると、やっぱり目に入っちゃうし、それを信じる人はいますよね。

うちの姑もこの年齢でパソコンを使えるだけ大したものだと思っているのですが、企業が作った公式のページと、素人が書いた根拠のないページの差がわからず、素人の情報を本当と信じることがあります。これには本当に頭を抱えています。これを根拠にして、私の子ども、姑にとっては孫の食事にお節介をかけたりしますから。

Googleなどの検索エンジンの精度が上がってくれることを期待したいところですが、スパム的なサイトは、検索エンジンを攻略することだけには余計な情熱をかけており、なかなか簡単には状況は変わらないと思います。

では、どうしたらいいのでしょうか。インターネットで健康・医療情報を検索するコツを簡単に書いてみます。

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1.キーワードに『site:go.jp』を入れる

一番のオススメは、検索キーワードに、『site:go.jp』を入れることです。例えば、『site:go.jp うつ病』『site:go.jp 肺がん』などですね。go.jpというドメインは政府機関しかつけられないので、厚生労働省など政府の機関が公開した記事しか検索結果に引っかかりません。

政府が慎重に検討し、国民に伝えるべく整理した情報は、素人が書いた記事より確実に信用できます。しかも、最近はイラスト入りで分かりやすいものが結構あるんですよね。いいところに税金が使われているのに、見られていないのはもったいないなといつも思っています。

なお、『site:ac.jp』とすると大学が、『or.jp』とすると次に紹介する医師会などの団体が引っかかりやすくなります。

2.キーワードに『学会』『医師会』を入れる

『学会』『医師会』を検索キーワードに入れるという手もあります。

例えば、『医師会 母乳』みたいな感じですね。こうすると、産婦人科医会が検索結果に表示されます。

医師や研究者によって構成された学会や医師会が発信する情報は、ちゃんとエビデンスがあります。政府が公開した情報より、ときには情報が新しいこともありますね。あとは、若干難しめな傾向はあります。元々は専門家向けの情報だから仕方ないですね。

3.キーワードに『filetype:pdf』を入れる

徐々にマニアックになっていきます。『filetype:pdf』を検索キーワードに入れると、検索結果にpdfファイル以外が引っかからなくなります。

「pdf見るの面倒だなー」とお思いの人は多いと思うので、そういう人には無理強いしません。ただ、これが結構オススメで、pdfに限定して検索をすると、学会が公表した資料や研究者による論文に簡単にアクセスできるんですよね。

論文でも良い悪いはあるので、それをすべて鵜呑みにしていいのかというのはあるんですが、エビデンスを直接確認したい人にはオススメの方法です。

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本当はリテラシーを高めたほうがいい

2016年11月21日に発売しました。その中で、適切なダイエット情報を入手することの難しさについて触れたんですけど、今の世の中、情報が溢れすぎているんですよね。

インターネットの検索結果だけではなく、週刊誌などでも信頼の足らない情報はあります。根本的にどうにかしたいなら、本当は、健康や医療に関する科学的リテラシーを高めた方がいいんですよね。ただ、それができれば苦労はしないわけで。

最後に、専門家が書いていて、信頼ができる上、更に親しみやすい本を紹介して終わりにします。最初はこういった本から入るのがいいですね!

産婦人科医ママの妊娠・出産パーフェクトBOOK-プレ妊娠編から産後編まで! (専門医ママの本)

小児科医ママの「育児の不安」解決BOOK‐間違った助言や迷信に悩まされないために

乳幼児から高校生まで!管理栄養士パパの 親子の食育BOOK (専門医ママの本・番外編)

文・斗比主閲子

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