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有名企業が次々と在宅勤務を導入!私が在宅勤務をしていて気にしているポイント

こんにちは、斗比主閲子です。

先日、こんなニュースが話題になりました。

三菱東京UFJ銀行は7月から、社員の働き方を抜本的に改革する。顧客の信用情報を扱う銀行では難しかった在宅勤務を主要行で初めて導入。国内の約3万人の正社員を対象に時差出勤も認め子育てや介護をしながら働きやすい環境をつくる。一方、個人の退社予定時間を毎日「見える化」しムダな残業も減らす。
引用:http://www.nikkei.com/article/DGXLASGC22H09_T20C16A6MM0000/

在宅勤務を導入する企業は最近増えてきていますよね。

リクルートは昨年から、トヨタも今年導入を拡大することを決めました。日本マイクロソフトは在宅勤務どころかテレワークということで電話さえ繋がればどこでもいいという取り組みを進めているようです。

日本は都市部に人が集中しちゃって、通勤が毎日地獄だというのはよく聞く話ですよね。人口集中で、地方は保育園が空いているのに、都市部は保育園が足らなくなっていたり。

在宅勤務にせよ、テレワークにせよ、様々な働き方が認められるのは、良いことだなとつくづく思います。

私も働く場所はかなり自由にやっている方です。実際そういう自由な働き方をしている者の一人として気になったことを書いてみます。

仕事の役割は明確に!

まずは会社との関係でいえば、自分の仕事の役割がはっきりしておく必要がありますね。

会社の中で働いていると、目のついた人にこれもやって、あれもやってと仕事が振られたり、他の人と一緒に会社に残っていると仕事をしていると見られたりとか、そういうのがあると思います。

こういうのが当たり前な会社だと、在宅や外で働いている人は、他の同僚から見て「あいつ、本当に仕事してるの?」「わたしが会社に残って働いているのになんであの人は家で楽しているの?」なんて思われちゃう。

こういう同僚からの地味なネガティブな印象って結構気になるんですよね。役割分担がはっきりしていて、しっかり自分の仕事さえできていれば評価されるという体制は必要です。

会議はポイントを絞って!

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流れの中で会議をしちゃう会社もあると思いますけど、ああいうのが当たり前だと在宅勤務は厳しいです。もちろん電話会議で参加はできますけど、そんなに頻繁にやられるんじゃ会社でやったほうが話が早いですし。

仕事の役割が明確なのと同じように、色んな場所から、社内での謎会話を知らない人間が参加しても話が進められるように、ポイントを絞った形で会議が行われるといいですね。

お客さんからの連絡はメールか携帯電話に!

あとは会社の電話に連絡がくるようだとこれも困ります。だって、会社にはいないんですから。

一番いいのはメールですよね。メールは周りの環境も気にしなくていい。最近はLINEで仕事のやり取りをしているという話を友人から聞くことがありました。他人事ながらセキュリティは大丈夫かは気になりますが、未来になった感じがします。

私自身は携帯電話で話すのが好きです。メールは正確な内容を伝えようとすると時間がかかるし、相手の意図も読みにくいですからね。意図を考えるのが面倒くさい。声から意図を読み取って、余計な誤解は生まないようにして悩む時間を減らします。

たまに家族の声がするかもしれないけれど勘弁して!

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最後にこれはわがままかもしれないので、大きな声では言えないんですが、電話でやり取りをしているときに後ろで家族の声がすることは勘弁してほしいです。

子どもが思っていたよりも早く帰ってくることもありますしね。大雪や台風で学校が休みになることだってある。それこそ赤ちゃん相手にしていたらこっちの事情関係なく泣きますから。(さすがに声が大きすぎるときは、スマホのミュート機能を駆使して相槌を打つときだけミュートをオフにしたり)

家族がそばにいるというだけで「本当に仕事しているの?」と思う人はいるので、どんな状況でも仕事のクオリティを落とさないことで信頼してもらうようにしています。

おわりに

会社の外で働くのは、少しずつ浸透してきていますけど、まだまだ一般的ではないですからね。仕事のクオリティを落とさず、成果を必ず出すことで、周りから文句が出ないように個人的には気をつけています。

そういえば、日本でのクールビズは、役所と銀行が徹底したことで浸透しましたよね。今回の三菱東京UFJ銀行のように大きなハブになっている組織で働き方が柔軟になれば、かなりの会社に影響があるんじゃないかなと思います。

文・斗比主閲子

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