<弟はモンスター長男様>姉たち「相続放棄する」合意書にサインしたら…【第9話まんが:弟の気持ち】
俺はタクヤ。妻のユカと息子のアヤト、キラトと暮らしている。俺はきょうだいで唯一の男だったから特別扱いされて育った。実家に行くと「大切な長男」としてチヤホヤされるし、それが当たり前だと思っていた。2人の姉たちはそれをイヤがり、実家と距離を置いたようだ。だがこれで俺が資産を総取りできる。ちょくちょく実家に顔を出し、その対価として金を受け取った。しかし両親が年老いていくと、次第に実家の窮状は俺の目にも見えるようになってきた。
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俺は督促状をそのへんに放り投げ、冷蔵庫を開けた。かつては食材が潤沢にあったのに、カピカピに乾いた野菜クズが転がっているだけ。こういうときは、女が面倒見るものじゃないのか……? 俺は姉たちに連絡し、会う約束を取り付けた。

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俺は合意書にサインした。これで俺が両親名義のものを全部独り占めできる。父は俺の言いなりだし、実家の土地を担保に金を借りることもできるだろう。その代わり一切介護もしないし援助もしないと言われたが、おいしい条件だと思った。
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姉たちが提示してきた合意書にサインして数か月後。妻のユカが子どもたちを連れて出て行ってしまったから、俺はアパートの家賃を払えず仕方なく実家に戻ってきた。
ユカに両親の介護を頼んだら断られてしまったのだ。「介護とかふざけてんの? 金がないなら離婚一択だわ。連絡してくんなクズ」そんなメッセージが来て俺はカッとなり、思わずスマホを床に叩きつけた。
そのとき横たわる父の「水くれ……」という声と、よろけて転んでしまった母の「タクヤ助けて……。起き上がれないの……」という声が重なった。俺のイラ立ちは募るばかりだった。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子
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※この漫画はママスタに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。
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