<葉物対決>ほうれん草と小松菜、どっちが好きですか?決め手になるのは味か手間か

ピーマンとパプリカなど、見た目が似ている野菜のひとつにほうれん草と小松菜があります。どちらもスーパーですぐ手に入り、食べる機会も多い葉物野菜です。今回ママスタコミュニティにあがったのは、どちらが好きかを問うトピックでした。
食べ慣れているほうれん草。おいしくて、メニューもバリエ豊富
アンケート形式であがった、このトピック。得票数をより多く集めたのは「ほうれん草」でした。しかし一方の「小松菜」も僅差に迫る勢い。堂々たる勝負を繰り広げました。
『こんなに僅差だなんて、おもしろい!』
普段からよく食べる野菜だけに、コメントをくれた方々にもこだわりがあるようです。まずは勝者となったほうれん草派の意見を見てみましょう。
『味が好き。ほうれん草のおひたしに、青じそドレッシングをたっぷりかけるのが好き。すっぱおいしい!』
『常夜鍋(ほうれん草と豚肉だけの鍋)が好きなんだけど、ほうれん草が好きすぎて、自分の分だけで2束使うレベルで好き。おひたしも好きだし、炒めても好き。多分毎日食べている』
目立ったのは「味が好き」という声。これに勝る理由はありません。
お気に入りの食べ方を教えてくれたコメントもありました。ほうれん草といえばおひたしやバター炒めなどが定番ですが、卵料理との相性もGOOD! 「炒めたほうれん草を卵で絡めて、炒り卵にするのがとても好き」という声も。鮮やかな緑と黄色が食欲をそそりそうです。
『茎の甘みがたまりません』
ほうれん草の茎、つまり根本の赤い部分です。調理するときに捨ててしまう人もいるかもしれませんが、じつは甘くておいしいのだとか。土が溜まっていることも多いので、よく洗い流してから茹でましょう。
ちなみに付け根部分の赤さは、おいしいほうれん草の見分け方のひとつでもあります。赤みが強くふっくらしたもののほうが、甘みがあるそうです。
『実家の食卓ではほうれん草率が高かったので、食べ慣れている』
他に「ほうれん草のほうが手に入りやすいから」という声もありました。たしかにどちらがよりメジャーかと問われれば、ほうれん草に軍配が上がるかもしれません。「小松菜を食べる習慣がない」、さらに「小松菜を食べたことがない」という方もいました。
『パパっとサラダにできるから』
これはおそらく「サラダほうれん草」などと呼ばれるもの。ほうれん草のアク成分である「シュウ酸」が少なく、アク抜きが必要ない品種です。他にも「ちぢみほうれん草がおいしい」など、ほうれん草の亜種を挙げた方々も。ちぢみほうれん草は寒い時期に外気にさらすことで糖度を上げた品種で、食べやすさから子どもたちにも人気です。
安くて栄養豊富、調理も楽。いいとこいっぱいの小松菜
「食べたことがない」という声さえあったものの、かなりの健闘を見せた小松菜。支持するみなさんの理由は、大きく分けて3つです。
『食べるのはどちらも好きだけど、小松菜のほうがお安いので好き』
理由のひとつが、価格の安さ。物価高が続くこのご時世、食卓にのぼる回数が増えているのかもしれません。「1年中手頃な値段だから」と、毎日のようにスーパーに行くママならではの価格の安定性を挙げる方もいました。
『炒め物から煮物の彩りまで使えて、栄養豊富!』
ほうれん草以上に栄養が豊富なことでも知られる、小松菜。カルシウム含有量が1/4束(70g)で119mgと、子ども(小学生から高校生)が1日に摂取したい量の1〜2割を摂取することができます。
『下茹でせずに調理できるから。スムージーにしたり、切ってお肉と炒めたり』
ほうれん草はアク抜きをする必要がありますが、小松菜ならそのまますぐに調理ができます。この手軽さも、大きな強み。
他にも「庭で育てているくらい好き」といった、少数ながら強火のファンもいました。
ほうれん草の弱点はアク抜きの手間。小松菜は…まさかの鳥の餌?
好きになれない理由として、ほうれん草ではすべてのコメントで下茹で(アク抜き)の手間が挙げられました。ほうれん草に票を入れた方でさえ「これさえなければ、もっと好きなのに」との声がそろいます。ほうれん草に含まれるシュウ酸は水溶性のため、茹でたり水にさらすことで軽減できます。しかし、茹でるために大量のお湯を沸かすのが、まず面倒。少量なら電子レンジでも対応できますが、その後に水にさらす手間はやはり必要。わずかひと手間でも日々のこととなれば、面倒に感じる気持ちはよくわかります。
一方の小松菜。こちらは個人的な理由を挙げたコメントも目立ちました。
『小松菜のせいではないけれど、一度イモムシが付いていたことがあってトラウマに』
農薬をあまり使わない、新鮮でおいしい小松菜だったのでしょう。
『小松菜は昔ながらの野性味のある匂いがするから、苦手』
この方は小松菜の匂いを「鳥の餌みたい」と表現しました。実際に飼っていた小鳥に小松菜を餌としてあげていた方もいて、「どうしても小松菜=鳥の餌というイメージが離れない」とか。
『小松菜も好きだけど、歯に詰まる』
小松菜の繊維が気になる方もいるようです。子どもが食べやすいようにと、細かく切って調理している家庭もあるのでは。「小松菜のシャキシャキが好き」という声もあったので、このあたりの好みはそれぞれです。
『小松菜の苦みが苦手でして……』
苦みを理由に挙げた方も複数いました。
全体的に見ると目についたのは「味が好きなのは、ほうれん草。でも値段の安さとアク抜きの手間から、買うのは小松菜が多い」というコメント。ほうれん草が手間のかかる本命なら、小松菜は気楽につきあえるセカンドラバーといったところでしょうか。見た目がよく似ているこのふたつの葉物野菜、あなたはどちらに一票を入れますか?
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文・鈴木麻子 編集・佐藤さとな イラスト・Ponko
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