「新婚初めてのクリスマスイブ、夫不在で義母とふたりきり!?」…やめて!聖夜のトラブル
クリスマスは1年のなかでも特別な行事ではないでしょうか。家族ごとの習慣や楽しみが詰まっています。しかし、その“特別な日”がかえって義実家との価値観の違いなど「家族だからこそ言いにくい」問題が複雑に絡まる場合があるようです。今日はそんなクリスマスのトラブルを3つ紹介します。
エピソード1:<新婚初めてのクリスマス>仕事で帰れなくなった夫が義母を召喚した!
新婚夫婦にとってはじめてのクリスマス。それは特別な時間になるはずでした。Aさんはクリスマスディナーの準備をし、夫コウタ(仮名)さんの帰宅を楽しみにしていました。ところが突然、インターホンが鳴り、玄関に立っていたのは義母でした。

急な仕事で帰れなくなった夫が、「寂しいかもしれない」と義母をAさんのもとへ向かわせたのです。義母は悪い人ではありません。しかし、Aさんの心は穏やかではありません。これを許せば、今後も同じことが続くのではないか……不安が胸に広がります。

帰り際、義母は「コウタはいつでも遠慮なく来てと言ってくれていた」と笑顔で話します。複雑な思いで見送ったあと、始終気を遣っていたAさんは「これからの認識について話し合わなければ」と強く心に誓うのでした。
<あり?なし?>新婚の夫婦!最高のお家クリスマス予定が……トラブル発生「はー!?」【前編まんが】
エピソード2:<義母の法事がクリスマス>子どもの予定を優先してあげたいけれど
ひとり暮らしをしていた義母が、昨年のクリスマスに亡くなりました。夫は末っ子の長男で喪主をつとめ、Bさんは小6の娘と高1の息子と家族全員で葬儀に参列しました。義姉たちが決める今年の一周忌は、クリスマスになる模様です。遠方での開催のため、模試や友達との予定など子どもたちにはそれぞれ予定があり「行きたくない」と言います。

夫は「自分だけ行く」と申し出ますが、Bさんは義姉ふたりの反応が気になって仕方ありません。結婚してから長年、義姉たちに振り回されてきたからです。従順にしていれば機嫌が良く、少しでも予定が合わないと怒る……そんな関係が続いていました。

Bさんは義母の弟であるトモゾウさんに相談します。「無理のない範囲で」と温かく言ってもらえて心強く感じたものの、トモゾウさん自身もお墓の件で義姉たちと揉めていると知り、またイヤな予感がしてしまうのでした。
<義母の法事がクリスマス>非常識?旦那だけ出席「子どもの予定を優先してあげたい」【第1話まんが】
エピソード3:<私のママ友なのに>なぜ義姉が入ってくる?「自分の友だちと遊んで!」
ミホ(仮名)さん家族は1年ほど前、夫の地元に引っ越してきました。4歳の娘が幼稚園に通いはじめてから、ミホさんの生活は少しずつ落ち着いてきました。義両親は優しく、地元に詳しい義姉アカネ(仮名)さんも何かと親切にしてくれます。最初は心強かったその存在が、徐々に負担へと変わっていきます。

というのも、ミホさんが幼稚園で築いたママ友の輪に、アカネさんが当然のように入ってきます。アカネさんは先輩ぶって仕切ろうとすることもあり、ミホさんのストレスは限界に近づいていました。

さらに追い打ちをかけたのは、ママ友たちとのクリスマスパーティーへの参加宣言でした。ミホさんは困り果てましたが、実姉の「頼られると喜ぶタイプだ」との助言を受け、思い切ってパーティー準備を任せてみることに。アカネさんは快く引き受け、準備も張り切ってくれる様子です。うまく距離感を保つ方法を見つけたと思ったミホさん。しかしアカネさんは少々荷が重かったようです……。
<グイグイ義姉がウザッ>なぜ?私が築いたママ友関係なのに「自分の友達と遊んでよ!」【前編まんが】
いいクリスマスを!
クリスマスは家族と温かく過ごしたい季節ですが、無理をすると負担になることがあります。相手への思いやりと自分の心の余裕、その両方を守ることが大切ではないでしょうか。完璧を求め過ぎず、心地よい距離感で過ごせますように。メリークリスマス!
文・岡さきの 編集・編集部
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