<再婚で虐待?>引っ越し当日。娘たちが伝えた最後の言葉は「…ごめんなさい」【第12話まんが】
私(トモコ)は長女のアオイ(中2)と次女のユウナ(小4)を連れ、3年前にリョウタと再婚しました。しかし家族関係は次第に上手くいかなくなります。リョウタは、離婚しない代わりにもう何の期待もしない。私たちの関係を「家族」から「家族ごっこ」に切り替えよう、と言い出しました。子どもたちを苦しませてしまった私とリョウタは、再婚するにはお互い未熟だったのでしょう。結局離婚することになり、引っ越し準備の手伝いに妹のミサが来てくれました。

私たち親子は再婚前に住んでいたアパートに戻ることにしました。離婚するにあたっては新しく仕事も探さなければいけませんでした。ただリョウタができるかぎりのことをしてくれたので、すぐに金銭的に困ることはなさそうです。

そして私たちが家を出て行く日。最後に家の鍵をリョウタに渡して、挨拶をしました。子どもたちも何か言いたそうにしています。先に口を開いたのはユウナでした。「お父さん……。ごめんなさい……」その後、アオイも続きます。


最後に子どもたちがリョウタに言った「ごめんなさい」。この言葉がまさに私たちの結婚生活を表しているのでしょう。未熟な私たちは、結局子どもたちを苦しめてしまった。最後の最後に出てくる言葉が「ごめんなさい」だなんて……。そんな言葉を言わせてしまって、母親として情けないかぎりです。二度の離婚でしなくていい苦労をさせてしまった分、これからはしっかりと地に足をつけて子どもたちを守っていくつもりです。
ただリョウタは出て行く私たちが経済面で困ることがないようにしてくれました。彼は彼なりに、3年間を共に暮らした子どもたちのことを考えてくれたのでしょう。リョウタのことはもう振り返らずに、前を向いて歩いていこうと思います。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・マメ美 編集・井伊テレ子
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