<ネタバレ注意>『じゃあ、あんたが作ってみろよ』第4話振り返り!なぜ鮎美にモヤモヤするのか?

『じゃあ、あんたが作ってみろよ』の第4話では、ついに鮎美(夏帆)と新しい彼氏のミナト(青木柚)が同棲をスタート。幸せな生活が始まるかと思いきや、ミナトは一途な勝男とは正反対の、”大量消費型恋愛体質”男で……?
回を重ねるごとに、ママたちから勝男(竹内涼真)への評価は上がっていく一方で、鮎美に対しては「見ててイライラする」「理解できない」などと厳しい声が。今回は第1話からの鮎美の行動を中心に振り返りつつ、なぜママたちは鮎美にイライラしてしまうのか考えてみます。
理由1:モテに全ベット、条件重視!?
当初は、亭主関白気質&ゴリゴリのジェンダーバイアス男・勝男にああだこうだ言われ、可哀想と思われていた鮎美。「無理……」とプロポーズを断り、自由を手に入れた鮎美に、「無理してたんだね……」「はっちゃけている様子もいいね!」などと肯定的な声があがりました。
しかし第2話では、「母親や姉のようにはなりたくない!」と、学生の頃から”結婚と家庭と安定した人生”という夢のためにモテを研究し、何が好きかよりどうしたら好かれるかを考えて行動してきた様子が描かれています。もちろん女友達よりも、モテ優先。そして、勝男と付き合った後は勝男の好きな女の子を目指し、次第に自分を見失ってしまったというのです。これに対してママたちからはこんな意見が。
『鮎美は好きで男に好まれる言動をしていたのに、強制されてた、決めつけられたっていうのは違うよね?』
『勝男に嫌われたくなくて言い返さなかったのは、自分の選択だしね。別れるときも、「(勝男には)言ってもわからない」と決めつけて出ていったのは自分』
モテに全ベットしていた鮎美に対して、「え、そうだったの?」と思ったママも少なくなかった様子。てっきり勝男にある意味強制されていたのかと思いきや、根底にはモテたい、好かれたいという鮎美側の思いもあってのこととは……。さらに、付き合いたての気持ちを忘れていた鮎美が渚(サーヤ)に「(勝男の)条件がよかったから(付き合っていた)」と話すシーンもあり、そんな理由だったの? と感じたママもいたよう。こんな打算的な考えがベースにあるから、うまく行かないのでは……。
理由2:出会ったミナトとすぐにお付き合い&同棲
勝男と別れた後、酒屋で店員のミナトと出会った鮎美。ミナトは、強いジェンダーバイアスを持っていた勝男とは正反対で、ありのままの鮎美を肯定し、「可愛いです」などと素直に自分の気持ちを伝えます。次第にそんなミナトが気になり出し、第3話では「今回のデートでミナトに告白させる!」と意気込む鮎美。ですがデート中は、告白させるどころか、「甘いものが苦手」とすら伝えられずにその場から逃げ去ります。気持ちを伝えたら嫌われちゃうのではと話す鮎美に、「思いが違っても、伝えて知っていくことが面白いんだよ」と諭す渚。それを聞いた鮎美は勇気を出して自らミナトに告白! さらに第4話ではなんと同棲まで!
この急展開に、ママたちからはこんなコメントが寄せられました。
『男に依存して生きるしかないの? ダッサー』
『男がいないと生きていけないダサい女だな。別れて自立する訳でもなく、なりゆきで知り合ったばかりの渚の家に居候して、すぐ男を作って同棲を持ちかけて』
勝男が、これまでの「男として」「女として」という固定観念を脱ぎ捨てて人と向き合うことを学んでいく一方で、出会ったばかりの”本当に好きになった”ミナトにハマっていく鮎美……。これまで自分の気持ちを勝男に伝えてこなかった鮎美が、ミナトにはきちんと伝えようと決めて、男性にさせるものと思っていた告白を自らしたことは、大きな進歩です。そのはずなのですが……。勝男と別れてすぐ孤独を埋めるためにミナトにのめり込み、よく知らないまま付き合ってしまったんですよね。
理由3:一方的に尽くしすぎて重い
引っ越してきた鮎美が掃除をしようとすると「無理してやらなくていいよ」と言い、鮎美の手料理を食べながら「無理しないで」「外食とか宅配でもいいよ」などと話すミナト。鮎美に家事をしてもらいたいとあまり思っていない様子です。「私の手料理より外食のほうがいいってこと……?」と思いつつも、尽くすことをやめられない鮎美。
あるとき、クラブでミナトの元カノたちと対面してモヤモヤした鮎美は、元カノたちと飲んで帰るというミナトをおいて先に帰宅。家に帰った鮎美は、遅くなるから先に寝ててと連絡してきたミナトに、「お腹空いてるかも」「食べてほしい」とミナトの名前とハートを書いたオムライスを作ります。でもミナトは勝男と違い手料理に何の執着もない男。帰ってきたミナトは「本当にありがとう、でもお腹いっぱいだから明日食べるね」と一言。
さらに翌日雨が降る中、ミナトに傘を届けようとした鮎美は、配達中の車に元カノを乗せるミナトを目撃してしまい……。明らかに取り乱している鮎美は、たまたま会った勝男に心配されるも、「大丈夫」と強がるのでした。
『鮎美にイライラして仕方がない。自分が打算でしか動いてないくせに、うじうじうじうじ……。しかも、またしても自分の行為の押しつけ。今のところ魅力がない』
『鮎美にイラッとする。勝男と別れても自分なんて出していない。出しても勘違いで押し付けがましい。相手のことをよく知らず手っ取り早く安易に付き合って、親切の押し売り』
『こういう男の人がいないと生きていけないタイプの女性は嫌い。結局自分が男性のために料理を作りたいんじゃん』
我慢せず気持ちを伝える、と決めた鮎美でしたが、結局ミナトには本心を伝えられないまま1人で抱え込む様子にママたちからはこんな反応が目立ちました。言いたいことは言っちゃえばいいのに! と感じたママも少なくないのでは? さらにミナトに求められていないのに、鮎美があれこれ勝手に尽くす様子に、親切の押し売り、というママたちの声も頷けます。ミナトに依存していることに鮎美自身が気づいていないところがまた辛いところです。勝男と付き合っていた頃と変わっていないことに早く気づいて、鮎美……。
勝男と別れて「自分らしく生きる」と決めたのに、結局新たな恋人・ミナトに依存している鮎美が、本当の意味で自分らしく生きられる日がくるのか。今後の鮎美の変化にも注目です!
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- TBS系【じゃあ、あんたが作ってみろよ】火曜 22時