<義姉、お下がりよこせ!>大切な呼び名なのに!「赤ちゃんにあげる」気を遣った息子【第4話まんが】
私はミク。夫のユウゴ、息子のタクヤ(7歳)と3人で暮らしています。息子の呼び名は幼い頃から「たっくん」です。2か月ほど前に義姉のハナミさんが、タイヨウくんという男の子を出産。義実家で初対面すると、ハナミさんは自分の子を「たっくん」と呼んでいました。そして勝ち誇ったような顔で「そっちの呼び名を変えろ」と言ってきたのです。あまりに理不尽で唖然としてしまいました。私たち家族にとって「たっくん」は大切な呼び名なのです。



私はあらためて、息子が生まれてからの7年間を思い返していました。夫婦で思いを込めて名付け、ずっと「たっくん」と呼んできたのです。それを簡単に変えろだなんて。ハナミさんへの怒りと、息子への申し訳なさでいっぱいです。


いっそのことハナミさんにビシッと言い返してやりたいです。だけどあのハナミさんが素直に聞くわけがありません。私は深いため息をつきました。すると数日後……。学校から帰宅した息子が私に向かって、おずおずと話しかけてきました。


ハナミさんの言動に怒りをおぼえながら、私は息子が生まれてからの7年間を思い返していました。私にとって「たっくん」は思いを込めた大切な呼び名。ハナミさんの行動は、もう私たち夫婦への嫌がらせとしか思えなくなりました。
するといきなり息子が「たっくんは赤ちゃんにあげる」と、思いもよらないことを言い出したのです。あのとき、義実家での大人たちの会話を、息子はきょとんとしながらも聞いていました。それでも、7歳の子どもなりに「赤ちゃんを優先しなきゃ」と感じたのかもしれません。息子本人に気を遣わせてしまったなんて……! いきなりの申し出に、私は呆然としてしまったのでした。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子
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