<瀕死の義父とライブ、優先は?>上から目線で舌打ちされ…「妻は夫に合わせるべき」【第4話まんが】
私(ヨシノ)は、夫のタテルと高校生の息子ナオヤとの3人暮らし。このたび推しの特別公演のチケットが当選! しかし2週間前になって遠方の義父が入院し、夫には「ライブはキャンセルしろ」と言われてしまいました。義母の口ぶりでは急を要する事態ではないという雰囲気でしたが、自分だけ浮かれていたらきっと夫を傷つけてしまうのでしょう。私はタイミングが悪かったと思って、今回のライブはあきらめた方がいいだろうと思いはじめたのでした。



夫の心情を思って寄り添うような言葉をかけたのに、返ってきたのは事務的な指示だけ。新幹線の予約を取っておけとか、地元の親戚に配るお土産を用意しろとか……。自分の実家のことなのに、その態度には腹が立ちます。


「妻なら夫の都合に合わせて当然だろ」夫がそう言ったとき、私はハッとしました。どんなときでも自分に従わせようとする夫。私にとって大切なものがあっても、その価値を認めようともしません。私の気持ちや意見なんていらないのです。


夫は自分の実家のことなのに妻任せ。思いやるような言葉を送っても、上から目線で指示してくるだけ……。そして夫が私に向かって「うるせーな」と舌打ちをしたとき、ようやく自分のなかで虚しさの理由がはっきりしました。
私にとっての人生の楽しみや喜びを、夫はまるで価値のないことだと決めつけているのです。私の気持ちなんてどうでもよくて、自分の価値観に従うのが当たり前だと思っているのです。思い返せば、夫のそうした考え方はこれまでの結婚生活のなかで、日々のさまざまな場面でにじみ出ていました。
「妻は夫のために動いて当たり前、夫に合わせて当たり前」夫と一緒にいるかぎり、そんな夫の価値観からは逃れられないのでしょう。私は絶望に襲われたのでした。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・金のヒヨコ 編集・井伊テレ子
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