<非常識!ドタキャン義姉>一番に優先すべきは「妹じゃなくて家族!」【第13話まんが:兄の気持ち】
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俺(コウジ)は、妻のケイコと3人の娘たち(中2のアヤネ、小4のカオリ、6才のマドカ)を育てている。共働きをしつつ、家事にも子育てにも積極的に動いてくれるケイコには感謝しかない。俺には10才年下の妹・ナオがいる。両親には幼いころから「きょうだいはいつまでも仲良く」と言われて育ってきた。だからナオが結婚して姪っ子のリンちゃんが産まれて、これからはうちの娘たちも含めてみんなで仲良くしていこうと思っていた。しかしケイコはその価値観を持っておらず、何度かそのことでぶつかった。最終的には母とケイコが正面衝突。その話をチラッと同僚にすると女性の部下にぼろくそ言われてしまい、俺は猛烈に反省したんだ。



部下からの猛烈なダメ出しに俺は反省した。自分の立ち居振る舞いが中途半端だったこと、ケイコを実家の価値観に合わせようとしていたことを、会社から帰ると、ケイコに深々と頭を下げて謝った。「それは……誰かに何か言われたの?」と聞いてくるケイコ。さすが鋭い。


「子どもたちが求めているならともかく、大人たちが意図的に「みんなで仲良く」に持っていこうとしている構図にどうしても納得がいかなかったの」ケイコもいろいろと考えてくれていたようだった。自分ももっとちゃんと言葉にして伝えるべきだったとも言ってくれた。

きょうだいが仲良くすることはいいことだと思う。
だけどそれをパートナーにまで強制することが間違っていたんだと気が付いたんだ。
無意識に「自分たち家族の中に嫁が入る」と思っているという指摘は、まさに図星だった。
実家から抜けて互いに自立したうえで交流を持つことが大前提だったんだ。
年下の女の子に教えてもらうなんて情けないけれど、知ることができて良かった。
ケイコともしっかり話し合うことができたし、これからも家族を第一に過ごしていきたいと思う。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・よしはな 編集・石井弥沙
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