男の子にお手上げ!なときに出合った絵本『ぼくのニセモノをつくるには』
男の子のママさん! 男の子を育てていると、笑ってしまうけれど、驚いたりイラッとする毎日ではありませんか? 筆者も男の子二人、子育て奮闘中。「私が○才だった頃はこうだった。」が全く通用しない息子たちに「どうして???」と疑問だらけの毎日です。
先日ママスタに寄せられた「男の子を生んで育ててみて、気付いたことある?」というトピックを読んでみたら、男の子ママたちから、うちと同じような『わが家のお困り息子エピソード』が寄せられていました。
なくし物の天才!探し物は天才的にできない男の子って……。
『消しゴムは使い捨てみたい。何個買ったかわからない……笑。』
『無きゃ困るのに、すぐに探すのをやめたり、探してる途中で目に止まったもので遊んだり。「あったの?」「ない。」の繰り返し。』
『中2になっても、公園で鬼ごっこや水鉄砲で遊んでくる。』
『体力のムダ使いが好きだよね。全力で先に走って行ったと思ったら、また全力で走って戻って来て。私もそっちに行くんだから待ってりゃいいのに。』
笑えるものもあるのです。笑えるけれど、あまりに頻繁なので悩みのタネだらけになってしまうのです。
男の子を大分析。絵本『ぼくのニセモノをつくるには』
そんなある日、出張から帰ってきたウチの夫。息子たちに「本屋さんで笑い転げそうになったよ。面白かったから買ってきた。」と渡したのが『ぼくのニセモノをつくるには』(ヨシタケ シンスケ著)
小学生のけんたは「やりたくないことを、ぼくのニセモノにやらせる作戦」を思いつきロボットを買います。そのロボットに、ぼくの全部を教えようとするのですが……。
『りんごかもしれない』『りゆうがあります』『ふまんがあります』と、もともとヨシタケ絵本を楽しんでいた息子たち。この絵本も「ボクとおんなじだー!」と笑い転げて読んでいます。例えば、
できること
いちどに二本の木に のぼる
みえない敵とたたかう
ミカンを1こ まるごと口にいれる
できないこと
すなおにあやまる
女子のきもちをりかいする
「いつも私がため息ついてることばっかり。男の子の頭の中って、こんな感じなのかな?」と思いながら、私も一緒に大笑いしました。
そういえば先述のママスタのトピックにも、こんな意見が投稿されていました。
『全く旦那と同じことをする。私とは違う生物だと思う。』
『男って小学生ぐらいで時が止まっていそう。旦那も息子と思い接していたら、家庭円満になった。』
『旦那にイラつかなくなった。男と女では、根本的に捉え方がちがうんだなと息子に教わった。』
なるほど、納得でした。
絵本で読めば笑える「男の子あるある」も、息子がやらかしてくれると、ついガミガミ・イライラ。「男の子は、私とは違う生物。」と納得できれば、イラつく気持ちが収まりそうです。もしかするとウチの夫は、ガミガミ炸裂の私に、買ってきてくれたのかもしれません。
男の子のちょっと困った毎日と可愛さがぎゅっと詰まった『ぼくのニセモノをつくるには』。家族そろって読んでみませんか。
文・編集部
関連記事
※「鬼に金棒」 ― #男の子は胃袋で子育て 第6話- 参考トピ (by ママスタコミュニティ)
- 男の子を生んで育ててみて気付いたことある?