<義姉の天ぷら攻撃>「文句言わずに食え!」私からの無言のメッセージ【第3話まんが:義姉の気持ち】
私(レミ)は、夫のケイスケと3人の男の子を育てています。数年前に義母が他界し、家族で話し合った結果、義父と同居をすることになりました。ゆくゆくは義父の会社を夫が継ぐからという理由もあったのですが、この同居を義父はとても感謝してくれており、私にもすごく気を遣ってくれています。義弟のリョウタくん一家が頻繁に遊びに来てくれますが、夕飯は絶対に外食に連れて行ってくれるし、昼食も無理しないでと声をかけてくれるのです。私は主婦をしているので、食事を作ることはなんてことありませんが、毎回当たり前のように昼食を食べにくるリョウタくん一家に対しては、少しモヤモヤするところがあります。なので子どもが喜んで、材料費があまりかからない、かつお腹に溜まる芋類やカボチャの天ぷらを出すようにしていました。毎回メニューを考えるのも面倒なので、ここ最近はずっと同じメニューでやらせてもらっているのですが……。
義父は、数年前に義母を亡くしてから、どこか元気がないように思えるのです。もちろんうちの子どもたちのことは可愛がってくれているし、日々元気は元気。それに、リョウタくん一家が来ると、より嬉しそうな顔をするので、遊びに来てくれることは大歓迎なのです!
しかし……リョウタくん一家が毎回、お昼ご飯を食べるのか食べないのか問題はあります。それに義妹のヒカルちゃんには、何だか少しだけモヤモヤが残ります。お昼を食べたいと言われたときに、私がサツマイモ、ジャガイモ、カボチャの天ぷらとそうめんを出すと、なんだか嫌そうな顔をしたのです。「だったら食べなきゃいいのに」と、私は思うのです。
何度も言いますが、私は決してリョウタくん一家が遊びに来てくれることに不満を持っているわけではありません。
むしろリョウタくん一家が来てくれることで喜ぶ義父のために、来てもらいたいとも思っているくらいです。
ただ食べるかどうか分からない昼食を準備しないといけないこと、そして義妹のヒカルちゃんが私の作った天ぷらに不満を持っていることに少なからずモヤモヤを抱えていました。
でも変に揉めると義父が悲しむので何も言わずに、ひたすら毎回天ぷらの具材は統一させてもらい、「作ってもらっているんだから文句言わずに食べろ!」というメッセージを送り続けたのです。
するとある日、思いがけない申し出があったのでした。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・よし田 編集・石井弥沙
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