<姉と甥がジャマ!>カエル持つ甥「可愛いかも…」ウンザリだった関係に思わぬ変化!【第4話まんが】
私はミア。姉が仕事と保育園を見つけてきたので少しは楽になるかと思いきや、今度は「お迎えお願い」電話の嵐。急な仕事と足の悪い母を理由に、私にばかり押し付けてきます。腹を立てながらも、結局私は毎回甥っ子を迎えに行くことに。保育士さんにまで顔を覚えられ、なんだかさらにイライラ。数週間後には、お迎えカレンダーまで渡されて怒り心頭です。邪魔されるわ、頼られるわで……こんな生活、もう耐えられません。「遠くへ引っ越してやる」と私は心の中で誓ったのでした。
あれから、またしばらくの時間が過ぎました。週に何度も保育園のお迎えへ行く生活は変わりませんが、「いつかこの家を出て行く」と考えるようになってから、少しだけ気持ちは落ちついています。この日もいつものように甥っ子を迎えに行った帰り道、甥っ子が突然、道の端の草むらにしゃがみ込みました。
覗き込むと、甥っ子の手にはカエルが。私はカエルが苦手で触れないので、思わず「すごいな」と言いました。
褒められたと感じたのか、甥っ子は目をキラキラさせて私を見上げました。その笑顔に、自分の心臓が小さく跳ねたのを感じたのです。その後、甥っ子は名残惜しそうにカエルを草むらに放してやりました。
家に帰ってから、私たちは一緒に画用紙を広げます。そして、トンボを手にとめて遊んでいる甥っ子の絵を描きました。甥っ子は手を叩いて喜んでいます。
私も面白くなってきて、「カニは触ったことある?」と聞いてみました。すると本物を見たことがないようだったので、明日見に行くか提案してみると、目を輝かせて「行きたい」と言いました。
正直いつも疎ましく思っていたので、甥っ子とこうしてゆっくり時間を過ごしたのも、ちょっとだけ可愛く感じたのも初めてだったように思います。翌日、私は姉にひと言断ってから、車で甥っ子を迎えに行きました。少し走らせると海が見えてきました。
甥っ子は見つけたカニをそっと指先で突っつこうとしますが、怖くなったのか腰が引けています。その様子を見て思わず笑いながら、写真を撮りました。
相変わらず続く甥っ子のお迎え。引っ越しも、遠方へ行くなど考えるとなかなか踏み切れずにいます。
いつものようにお迎えへ行くと、甥っ子がカエルを見つけて触り出しました。
「すごい」と褒めると、嬉しそうな顔。少しだけ距離が縮まった私たちは、翌日2人で海へ行きました。
へっぴり腰でカニに触ろうとする甥っ子が面白くて、思わず笑って写真を撮りました。
この日撮った写真は、いつの間にか私のスマホの待ち受けに。
面倒だと思っていた甥っ子との時間が、少しずつ楽しいひとときへと変わりつつあるのを感じています。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・ちょもす 編集・海田あと
続きを読む(明日配信予定)
人気連載をイッキ読み!