<隠す義母|16年目の記録>巧妙に騙していた?「今後の対応方法」話し合いたいのに【第5話まんが】
私(カナ)は夫のマサトと3人の子どもたち、ユウマ(中1)、レイ(小5)、タクト(小2)との5人家族です。賑やかで幸せな日常を送りながら、夫と結婚できて本当に良かったと思っていました。そんなある日、義母に大病が見つかります。そして一人っ子だと思っていた夫には、20年以上引きこもっているお兄さんがいると告げられました。結婚して16年、ずっと隠されつづけてきたのです。これじゃあ結婚詐欺と変わりません。絶望しかありませんでした。

あれから私は考えていました。とにかくわが家は関わらない! 今まで知らなかったんだから、これからだって知らないってことにしたいです。でも……義兄を養っている義両親にもしものことがあった場合はどうなるのでしょう。
義兄の存在を隠していた夫には、最後まで責任をとってもらいたいです。何の罪もない子どもたちに、20年以上引きこもっている大人の責任を取らせるわけにはいきません。先のことを考えるとますます恐怖が襲ってきます。けれど……。
考えれば考えるほど、次々と不安が襲ってきます。結婚当時はいろいろなことを積極的に進めてくれる夫に好感を抱いていました。けれど今思えばそれも義兄の存在を知られたくなかったからだったのでしょう。そう思うと再び裏切られたような気がしてしまいます。
とにかく心配なのは子どもたちのことです。絶対にこの先、義兄の面倒を見させられるようなことがあってはいけません。しかし夫は「迷惑はかけないから」と言うだけで逃げてしまって、まったく話し合いに応じてくれようとはしませんでした。
子どもたちに何も言っていない手前、不穏な空気を感じさせるわけにはいきません。なかなか夫婦2人きりで話すことができず、もどかしい日々が続いていたのでした。
原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・りますけ 編集・井伊テレ子
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