<やらない人>今さら?頭をさげる父と涙ながらに謝る母の姿に動揺。変わりゆく価値観【第8話まんが】
私はアイ(28)。結婚して夫と2人暮らしです。私の父は男尊女卑のくそジジイ。母はそんな父の言いなりになる弱い人。そんな両親に育てられた、時代錯誤の長兄ハジメと次兄ケイゴ……。けれどその価値観に従ったまま変われなかった私のことを、兄嫁のマリカさんは「あなたこそバカ」だと言い放ちました。年老いた両親はすっかり変わり、以前の主従関係などなかったかのように助け合っています。私はそれを見て我慢できずに感情をぶちまけました。


私に頭を下げる父と、涙ながらに謝る母。その姿もなんだか悔しくて、私はそのまま実家を飛び出しました。酔っぱらって大泣きする私を、自宅で出迎えてくれた夫。穏やかに話を聞いてくれたので、私もようやく落ち着くことができました。
私は兄嫁たちが父から怒られないようにと先回りして、自分でも自覚のないまま母と似たような言動をしていました。結果的に具合の悪い妊婦のユキさんをこき使うようなこともしてしまって……。本当に申し訳なかったです。
父に謝罪を受けたことで、今まで以上の怒りがわいてきました。ずっとくそジジイでいたらいいのに。母だって搾取されるままでいたらよかったのに。そうしたら私もずっと今の生き方を正当化していられたはずです。父のせいで、母のせいで、私はこんなにイヤなやつになってしまったんだから。
でも誰かのせいにしているだけでは、私も未来はくそババアです。両親は変わりました。今までの生き方を反省して、よりよい未来を考えているのだと思います。だから私も変わることにしました。憎しみにとらわれていたら幸せになれない。まだ両親を完全には許していないけれど、それでは私は成長できないと気付いたのです。マリカさんがかけてくれた率直な言葉が、私の背中を力強く押してくれたような気がしています。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子
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