<占いにハマって80万!?>心満たされ「もう電話するヒマない」依存から抜け出た母【第6話まんが】
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私はサトミ。同じ市内にひとり暮らしの母や、妹ユウカの家族も住んでいます。ところがある日、母が「電話占い」にハマっていたことが判明……! その金額はなんと月80万円。母は電話占いを心の拠り所にしていて、「占い師の先生と話すと心が安らぐ」と訴えます。寂しさを埋めようとして大金をつぎ込んだのでしょう。しかし私とユウカがその気持ちに寄り添うような言葉をかけているうち、母は占い師ではなく私たちに電話することを約束してくれたのでした。

ある日私が実家を訪れると、ユウカも来ていました。リビングには毛糸や手芸雑誌が置かれています。母は最近マフラーを編みはじめました。趣味を楽しむだけでなく、地域の集まりに顔を出して交流を広げているようです。

占い師に心酔していた頃とは違って、母の表情はずいぶん穏やかです。前世の因果とか起きるかもしれない災いとか、そういう類のことはもう考えていない様子です。今は目の前にある日常やそのなかで出会う人々を大切にしているのでしょう。

電話占いに注ぎ込んだ大金は決して戻らないけれど……。母の表情には、以前のような寂しさはもうありません。ふと電話占いを頼りそうになったときは、私たちの顔を思い浮かべてくれるそうです。母の穏やかな笑顔を見て、私たちは心底ホッとしました。
最近の母は私たちの勧めもあり、趣味を楽しんだり新しい交流の場に出かけたりしています。電話越しでないリアルな繋がりが、きっと母の心を少しずつ満たしてくれるはず。もちろん私たちもそのための努力は惜しみません。これからも力を合わせて母を支えていきたいと思います。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子
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