<80代の親、キレる理由>親の老後問題、考えるのは子ども?「合わない相手」私の結論【後編まんが】
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私(シオリ、49歳)は夫(ケンゴ、53歳)と10歳の息子(スバル)との3人家族。都内在住です。父(ハルマサ、83歳)と母(セツ、80歳)は地方にいます。先日、父が骨折したと聞いた私は久しぶりに帰省しました。しかし実家で私が今後の話を切り出すと、両親は怒ってしまったのです。困った私は地元の友人ミホ(49歳)と話し、両親は「子どもが親を見るのは当然」と思っているかもしれないと気づきました。
東京へ戻る前、私から話を切り出します。私は「私が『今後どうしたいの?』って聞いたのは、突き放したわけでも丸投げしたわけでもないから、そこは誤解なく」と、伝えました。しかし父は……。
私は「老後の話はもういいや。お金のことだけ、どうなっているか聞きたいからまた連絡するね」と言って帰宅しました。
自宅に戻って、夫に帰省時の話をします。
私は両親の今後についてできる限り準備しておきたかったのですが、難しそうです。今後両親について兄と話す機会があるかもしれないので、兄にも状況を報告することにしました。
ミホとの会話を通じて、親の「子どもが親の老後を担うのが当然」という価値観や、子どもにすべて任せて考えることを放棄する親の姿に気づかされました。結局、私が「突き放したつもりはなかった」と伝えても、父とは分かり合えそうもありません。
私は、最後くらいは両親と穏やかに分かり合えるのかと思っていましたが、そうではないのでしょう。ムリに分かり合おうとはせず、兄のように分かり合えないなりの付き合い方を模索しようと思います。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・高橋ビッキー 編集・横内みか
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