<帰省キャンセル界隈?>高校生の帰省拒否は許す?友だちとゲーム大会に行きたいみたい…… | ママスタセレクト - Part 2

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<帰省キャンセル界隈?>高校生の帰省拒否は許す?友だちとゲーム大会に行きたいみたい……

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お盆や正月など、年に数回しかない「帰省」。家族にとって大切な行事であり、ママにとっては「当然みんなで帰省するもの」という感覚があるのかもしれません。でもお子さんが成長し、高校生ともなるとママの思い通りにはいかないこともあるようです。

『帰省する予定をあらかじめ伝えていたのに、高校2年生の息子が県外のゲーム大会に行く予定を入れてしまっていた』

「事前に予定を伝えていたのに」とプチ喧嘩になってしまったよう。でもお子さんの予定をキャンセルさせてまで一緒に帰省するか、それとも予定を優先させるべきなのか、悩んでいるようです。

ムリに帰省させない方がいい

『私ならどうしても参加したいと言われたら許可すると思う。なので予定をキャンセルさせてまでは帰省しない。そんな状態でムリやり帰省させたってずっと機嫌悪いままだと思うので』

『高2だったら、好きにさせる。これが法事だったら少し話し合いをすることになるけれど、「ゲーム大会に行きたい」のは、尊重してあげたい』

『友だちといい付き合いをしているなら、ゲーム大会を優先した方がいいと思う。仲間で話すときに盛り上がるし』

『うちは家族旅行が決まった後に、どうしてもライブ行きたいって言ってきた。だから行かせたよ』

『高校生ならもう友だち優先で当たり前』

『祖父母の家に行って楽しいのは小学生まで。高校生にもなれば友だちとの予定の方が大切だよ』

ムリに帰省に連れて行く必要はないという声が目立ちました。たしかに思春期のお子さんは、家族と過ごすより友だちと過ごす時間を優先するもの。ママに引っ張られて渋々帰省しても、結局はふてくされて過ごすだけ。そうなると祖父母に気を遣わせることになり、かえって雰囲気を悪くしてしまいます。
また「置いて行ってお留守番させればいい」という現実的な意見もありました。高校生なら火の元や戸締りの注意を守れる年齢ですし、数日の留守番も問題ないでしょう。帰省したいのは投稿者さんであって、お子さんではないはず。ママの「家族は一緒でなければ」という思い込みが強すぎると、お子さんにとっては重荷になってしまうのかもしれません。

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遊びが理由なら先に入っていた予定を優先させるべき

『帰省ではなくても、親から言われていたのに約束を守っていないこと自体がよくないと思う』

『約束を守ろうと努力したのか、していないのかで説教するかを考える。どちらにしろ最終的に置いて帰省するかな。高校生、友だちとの時間が大事だよね。でも調整力や周囲への配慮も覚えさせたいところ』

お子さんが投稿者さんに予定を伝えられたときは「分かった」と答えたはず。簡単に約束を破るのもどうなのでしょうか。帰省すると言われて了承したのに、後から予定を入れるのはマナー違反かもしれませんね。
帰省が数年ぶり、あるいは祖父母の体調の関係で会える機会が限られている場合には、親として帰省を優先させたいものです。またお子さんが相談ベースではなく「そういえば他の予定を入れた」と一方的に報告してきた場合は、親子間での話し合い不足やお子さんの配慮不足が考えられるでしょう。
「友だちとの遊びは後回しにしていい」という考え方もあります。ゲーム大会が将来につながるような特別なものなら別ですが、単なる友だち同士の遊びであれば、先約を守ることを学ばせるのも勉強になるでしょう。

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帰省の日をずらすか、自分で伝えさせるか。他の方法も探ろう

『子どもも一緒に帰省させたいなら、日にちをずらすとか、大会が終わってから合流する』

『祖父母に電話してみんな元気でいること、今回は行けないことを自分で伝えるよう言う。友だちとの予定はキャンセルしなくていいけれど、祖父母のガッカリを減らしてほしい』

『キャンセルさせてまで連れては行かないけれど、あらかじめ言ってあったのに、予定を入れたことに関しては説教する』

たとえば帰省をずらす、ゲーム大会の後に合流させる、日帰りで行く、祖父母に電話で直接挨拶させるといった方法もあるでしょう。交通手段や日程の調整次第では、両立できる可能性もあります。
重要なのは「帰省は家族にとってどれだけ大切なことなのか」「ゲーム大会は本人にとってどれほど大事な予定なのか」を冷静に見極めること。さらにお子さんが相談する余地があるのかも振り返る必要があるでしょう。
高校2年生ともなれば、親に従うだけの存在ではなく、自分の生活や人間関係を築いていく時期です。親にとっては大切な帰省でも、お子さんにとっては友だちとの時間を優先するのは自然なこと。ママの考えを押し付け、ムリに従わせれば反発を招き、親子関係に溝を作ることにもなりかねません。
一方で約束を守ることや相談の姿勢は、社会に出るための勉強でもあります。だからこそ「今回は特別に許すけれど、次からは必ず事前に相談すること」とルールを明確にするなど、親としての筋は通すべきなのかもしれません。
帰省は「家族の絆を深める大切な時間」であると同時に、お子さんにとっては「自分の時間をどう使うか学ぶ場」にもなります。互いの思いを尊重しつつ、柔軟な対応を探ることが、これからの親子関係をよりよくするのではないでしょうか。

文・岡さきの 編集・あいぼん イラスト・Ponko

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
帰省するっていったのに予定をいれてきた。高2