<偏食はワガママ?>婚約破棄のピンチ!顔合わせは「懐石料理」って…確実にムリでしょ【中編まんが】
私はシオン(26)。物心がついた頃からひどい偏食でした。親や親戚はもちろん、友人や上司にも毎回注意され、呆れられ、ついには元カレにも偏食が原因でふられてしまいます。私も偏食をなくそうと努力はしたのですが、もどしてしまったりしてどうしても食べられないのです。現在の彼氏ノスケ(30)には私の偏食のことは話していますが、私はもう誰かと一緒に食事をとることが苦痛なので、あまり一緒に外食をしないようにしています。
ノスケには早い段階で私が偏食で、人と食事をすることが苦手なことは伝えてありました。そのため、デートのときは基本的にお互い食事を済ませてから集合。お泊まりデートのときなど状況的に一緒に食事をするしかないときは、ノスケが私の好みに合わせた食事をしてくれたりと配慮をしてくれていたのです。
いままで私の偏食に理解を示してくれていたノスケですが……義両親とはまた別の話。顔合わせの食事会がいまから憂鬱でなりません。場所は懐石料理屋さん……義両親がお店を決めてくださいました。不安な気持ちをノスケにも相談したら「俺が全部食べるよ」とは言ってくれたのですがやっぱり当日を迎えるのが怖くて仕方ありません。
私も、各お店に食べられるものはあるんです。
たとえばファミレスならステーキとご飯は食べられます。付け合わせの野菜は食べられませんが。
パスタ屋さんならカルボナーラが食べられます。余計なトッピングがあるとそれは食べられませんが……。
でも、懐石料理となると、もう絶対にムリな食材がのっているお皿がある予感がします……。
どうにか、義両親に私の偏食がバレませんように……結婚を反対されませんように……。
そう願うばかりです。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・善哉あん 編集・石井弥沙
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