<娘と嫁はお手伝いさん>実家・義実家でこき使われるのに旦那はマッタリ。女は休めぬ帰省に疑問

みなさんは実家や義実家で、どのようにして過ごしていますか? 上げ全据え膳のお客さん型? 自分たちのことだけやるセルフサービス型? それとも全部の家事を行うお手伝いさん型? 今回の投稿者さんは、両方の実家でこき使われると悲痛な思いを話してくれました。
『うちは両実家が同じ地元なので、帰省するとどちらにも顔を出す。でも、両実家でこき使われる。「休んでいていいよ」と一回も言われたことがない。朝昼晩の準備、片付け、買いもの、布団敷きに至るまですべて。長旅で疲れていても、休む暇もなく動きっぱなし。しかも外食はほぼしない』
投稿者さんは「自分が親なら“休んでいていいよ”と言うのに」と心のなかでつぶやき、旦那さんだけが「お客様」のようにふるまう姿に、ますます大事にされていないと感じています。でも「年に数回なんだから我慢しなよ」と周囲から言われると、これが普通なのか、自分の感覚がおかしいのかと不安になるそう。この嘆きに、ママたちからさまざまな声が寄せられました。
誰かがすること。仕方がないのでは?
『誰かがしなければいけないからね。仕方ないよ』
『高齢者にさせるのも気の毒な感じがする』
ご両親よりも当然若い投稿者さん。年を重ね、体力がなくなってきた実母やお義母さんの代わりに、動ける人がやるのは自然だとのコメントです。親世代にムリをさせないために、自分たちが率先して動くのは仕方のないことかもしれません。とくに年齢を重ねた親たちに家事の負担を掛けることへ、抵抗を感じるママもいるようです。
一方で、「自分の家の台所に他人が入って好き勝手にされるのは平気なのかな?」という意見もありました。そもそも台所に立つことを良しとしない人もいるでしょう。実母やお義母さんは、投稿者さんが台所に立つことに信頼をおいているのかもしれませんね。
「ママは自宅でのんびりと」でもいいんじゃない?
『ゆっくりしたいなら、どこにも行かないこと。旦那と子どもだけ行かせて自分は家でのんびりしていよう』
『感染症の潜伏期とか言い訳して行かなければいいよ』
投稿者さんは「ホテルに泊まる」案や「泊まらずに顔を出すだけ」という提案をしたそう。しかし両実家ともに却下されたとのことです。そこで、そもそも自分は帰省しない、と割り切るのもひとつの手。ムリをして疲れるくらいなら、自宅でのんびりして英気を養い、帰省は旦那さんとお子さんに任せるのもいいかもしれませんね。
旦那も家事・用事に参加させて
『うちはどちらの家でも旦那が買いものに行く』
『食事は何か買って行くのはムリなの?』
『出発前に、旦那に「義実家にムカついたら黙って帰るわ」と宣言して向かった』
『義実家に行っても、実家に行っても家を出た時点で自分の家ではない。なのにママだけがこき使われるのはおかしい』
目立ったのは「なぜ旦那さんはお客様をしているのか」という疑問です。家事の負担をすべてママに押しつけるのではなく、旦那さん自身も積極的に動いて協力すべきだという意見が相次ぎました。夫婦で役割を分担することで、ママの負担は大きく減るはずです。
ママの考え方次第ではあるけれども
『実家、義実家に帰ってもお客様ではないからね。私の場合はお盆、正月帰省でも動く。自分が休みに行くわけでもないし。子どもや旦那がゆっくりしてくれるだけでいい。義母、義きょうだいも一緒に動くし、苦にならないよ』
こき使われていると思うために、ツラいと感じるのかもしれません。なので考え方ひとつで負担は減るのではないでしょうか。家事を「手伝わされている」と捉えるか、「一緒に家を回している」と考えるかで気持ちは大きく変わるものです。家族の一員として動くのを当然と受け止めれば、気持ちも少しは楽になるのかもしれませんね。
夫婦で動くことがモヤモヤを解消するカギ
両実家でこき使われるママの嘆きには、「うちも同じ」と共感する一方で「仕方ない」と割り切るママ、「旦那も協力を」と促すママ、「自分は行かない」と選択するママと、さまざまな意見が寄せられました。
帰省は、宿泊するための自分の準備に加え、お子さんや旦那さんの分の準備も必要でしょう。それらを終え、やっと到着したと思ったら、今度はお手伝いさん状態。これが毎回では投稿者さんも参ってしまいます。
帰省は本来、久しぶりに家族に会い、心を休める時間です。しかし現実は「台所に立つ嫁」と「お客様をする旦那」という不均衡が存在し、それが大きなストレスにつながっています。大切なのは「ムリをしないこと」と「夫婦で協力すること」そして、「こうあるべき」という固定観念に縛られず、自分なりの帰省スタイルを見つけることなのかもしれません。
帰省ストレスは回数を重ねるほど大きくなるものでしょう。却下されたとしてもホテルに泊まることを強行したり、事前に夫婦で話し合い「私は疲れているから」と伝え、旦那さんに動いてもらったりと早めに手を打ち、気持ちよく帰省をする方法を見つけましょうね。
文・岡さきの 編集・あいぼん イラスト・Ponko
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