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<お局様との攻防戦>お茶をいれてくれない先輩社員に対抗して、マイ急須を持参するのはやりすぎ?

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職場で「お局様」との攻防戦を繰り広げたことのあるママはいますか? 今回の投稿は「お茶をいれる・いれない」という、一見ささいな問題。しかしそこには社内での人間関係や古くからの慣習、そして小さな意地の張り合いが複雑に絡み合っているようです。

『職場で、地味な嫌がらせをしてくるお局様がいます。たとえば、他の方のゴミは回収するけれど私のだけは無視をするなど。今日は「もうあなたにお茶はいれません」と宣言されてしまいました。理由は私が熱々のお茶をすぐ飲まないからです。こちらも配慮が足りなかったと反省しました。お局様には、「猫舌ですぐに飲めなくてすみません」と謝罪しましたが、その場で「これからもお茶をいれてください」とは言えませんでした。これからはマイ急須を持参して、自分でいれようと思うのですが、嫌味っぽいですかね?』

投稿者さんの会社では、長年「お茶くみ」と「ゴミ回収」を特定の人が担当する文化が残っているとのこと。新人時代には投稿者さん自身がその役割を担っていたそうですが業務量が増えたことを理由に、2年前に社長の指示でお局様が担当することになったよう。猫舌で熱々のお茶が飲めない投稿者さん。「これからはあなたのお茶だけいれない」と言われた場合、どうすればいいのでしょう。

そもそも時代遅れなお茶くみ文化

『なぜ従業員同士でお茶出しをさせているの? ペットボトルとか水筒とか蓋のあるものの方がいいと思う』

『いまだにお茶いれ係的なことをしているのにびっくり』

まず寄せられたのは、「そもそもお茶くみを特定の社員にさせていること自体が時代遅れ」という声でした。お茶を配ることやゴミを回収することは本来業務ではなく、個々で対応すればよいはずです。でも「うちの会社も総務の方が、お昼にお茶を皆にいれてくれる古い制度を持った会社」と、まだお茶くみ制度が残っている会社もあるようで、業務のシステムを個人では変えられない様子が垣間見えます。

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お茶くみという点は除いて…ひとりだけ外すのは不公平

『社長が決めたことなのに、お局の独断で投稿者さんの分だけやらないのは仕事放棄では? あとお茶をいつ飲むかはいれた人が決めることでもない』

「各自でやればいいとは思うけれど、ひとりだけ外すのは問題だ」という意見も。嫌がらせが目的であれば、単なる業務拒否どころかハラスメントの一種とも受け取れますよね。たとえば先輩社員が怒鳴ってくる、自分だけ無視してくるなど、職場では仕事以外でもストレスが生まれるのかもしれません。

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マイ急須はやりすぎ?「あなたのいれたお茶は飲めたもんじゃない」状態に

『マイ急須持参はやりすぎ。周りも引くよ。備品の急須を使えばいい。マイ急須は、あなたのいれたお茶は飲みたくない宣言で、火に油を注ぐことになる』

『マイ急須はケンカ売っているよ。空いたら自分の分だけいれたらいいでしょ』

『投稿者さん、お局様との攻防戦を楽しんでいるよね。マイ急須を使っているところを見てみたい』

今回最も議論を呼んだのは、投稿者さんの「マイ急須構想」です。これについては否定的な意見が多い印象でした。急須を洗ったり茶殻を処理するのは会社の設備を使うことになるので、投稿者さん個人で完結させるべきとの声もありました。

自分のタイミングでお茶をいれればいい。水筒やタンブラー持参でも

『私なら自宅から保温性の高い水筒で持って行くけれどね』

『急須にこだわるより、可愛い茶こしつきのタンブラーとか持って行ったら?』

『自分のお茶は自分で用意しますって言うわ。いじわるお局のお茶なんて怖くて飲みたくないもの』

嫌がらせを受けている以上、気を遣う必要はなく、自分のスタイルで過ごせばよいという意見が目立ちました。お局様がお茶をいれてくれないのであれば、それはそれで気楽になったのではないでしょうか。投稿者さんが悩む必要はなく、お茶は好きなタイミングで好きな方法で飲めばいいのでしょう。

根本にあるのは「お局様の不満」

『お局は、理由なんて何でもよかった。誰かをターゲットにして攻撃したかっただけ。すでにロックオンされているから、今後も小さな嫌がらせは続くと思う。相手にせず「はーい」と受け流すのが一番』

さらに深掘りすると、「お局様が攻撃的になる背景」に注目する声もありました。それまで任されていた業務から外され、新人がやるような仕事を回されたことで、プライドが傷ついたのではないかという指摘です。やるせない怒りが投稿者さんに向かっただけなのかもしれません。今回のケースは「お茶をいれてもらえない」という小さなできごとから始まりましたが、そこにあるのは古い職場文化や人間関係のゆがみ、プライドの問題などが複雑に絡み合った状態なのでしょう。結論として、「マイ急須を持参する」のはやりすぎであり、周囲からも不自然に見えてしまう可能性が高いと言えます。代わりに自分の好きなタイミングでお茶を楽しむのがスマートな解決策でしょう。そして何より大切なのは、相手の嫌がらせに振り回されないこと。お局様に「お茶をいれません」と言われたのなら、「分かりました」と軽く受け流し、自分なりの方法で快適に過ごす方が精神的にもよさそうです。

職場での人間関係は避けて通れないもの。そこで小さな意地の張り合いに神経をすり減らすより、自分のスタイルを確立して淡々と仕事に向き合う方が賢い方法なのでしょう。

 

文・岡さきの 編集・あいぼん イラスト・森乃クコ

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