<親失格アイテムって?>10年後…ハーネス着用の写真を見た娘が?【第8話まんが:アカリの気持ち】
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私はアカリ(30代)。先日子ども用ハーネスをつけてスズカ(3歳)と夫と外出していたら、見知らぬ老夫婦に悪口を言われてぽっきり心が折れてしまいました。使えと言われたり、使うなと言われたり、もうどうしていいかわかりません。今日は知り合いに会いたくなくて、公園に行きたいと騒ぐスズカを連れて遠くの公園に来ました。すると……ハーネスをつけている親子がいたのです。どうしてもその人に話を聞きたくて、話しかけてみました。
そのママは「親が安全を考えて対策したんだってわかれば、自分が大事にされてるって感じてくれるんじゃないかと思うんです」と、話してくれました。その堂々とした姿を見て、自分の浅はかさが恥ずかしくなりました。
私はこの日からスズカにハーネスをつけるようにしました。
その後、気持ちに余裕ができたことで、一緒に遊んで迷惑をかけてしまった友人のミカに謝罪することができました。それから月日は流れ、スズカは中学生になりました。
どうしてハーネスをつけたくなかったのかというと、みんながつけていないからです。見下されているようにも思ったし、道具に頼らないとダメな親だと思われているようにも思いました。あの老夫婦が言うように「動物につけるものだ」という印象も強くありました。
でも……それってスズカの安全を考えていませんよね。ハーネスを使っていた親子に出会って、その考えに感銘を受けたのです。私は、ダメな親ではありませんし、スズカはダメな子どもではありません。
手を尽くしているからこそ、ハーネスを使った。そう胸を張って生きていこうと思います。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・魚師 編集・横内みか
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