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<大切な友人の死>お墓参りを私自身のため「お別れの場」に…遺族の気持ちを尊重して【第3話まんが】

私(ミドリ)は50代。幼なじみのチカとは長い付き合いをしてきました。最近は1年ほど連絡を取っていなかったのですが、なんと先日チカが亡くなっていたことを人づてに知りました。お葬式も家族だけで終わっていると聞いて、私はショックで呆然。大切な友人なのに最後に顔を見ることすら叶わなかったのです。心のなかで区切りがつかず、ずっと悲しい気持ちが癒えません。チカの葬儀が家族葬だったことに、私はまだ納得いかない思いでいましたが……。

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マコトは数年前にお父さんを亡くしています。そんなマコトから「家族葬なら故人をゆっくり見送れる」と聞かされ、私は家族側の思いも理解できたような気がしました。しばらくして、私はチカのお姉さんからお手紙をいただきました。
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私がお礼を述べると、お姉さんは申し訳なさそうに言いました。「うちが家族葬にしたせいで、ミドリちゃんには寂しい思いをさせてしまったかもしれないね」家族葬を決断したご家族側にも、迷いがなかったわけではないのでしょう。

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私はチカの葬儀に参列できなかったことで、やりきれない思いを抱えてきました。でも私が「家族葬なんて寂しい」なんて主張するのは、チカやお姉さんの決断に対して失礼にあたるでしょう。お見送りのスタイルは、なによりも本人やご家族の思いが尊重されなくてはいけないですよね。
このたびお姉さんのご厚意でお墓の場所を教えていただいて、ようやく私なりの心の区切りをつけることができました。私はお墓に手を合わせながら、チカへ「これからは空の上から見守っていてね」と穏やかに語りかけたのでした。

原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子

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※この漫画はママスタに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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