<イラッ!非常識な大学生たち>まわりから避けられ…失う人間関係【第8話まんが:息子友人の気持ち】
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オレは大学3年生のレン。サークルの飲み会で、この前トオルの家へ遊びに行ったときの話をぶっちゃけた。「夕飯どきなのにメシのひとつも出てこなかった」「出てきたと思ったらまさかのファミレスの宅配」オレはトオルの母親に受けた仕打ちを面白おかしく話してみた。だけどあんまりウケなかった。彼女はなぜか真面目な顔で質問をしてくる。オレが答えるにつれ、まわりが静かになっていく。まるでオレが何かとんでもないことを言っているみたいに……?

「ごめん、マジで無理。このまま付き合ってたら、私も絶対そのお母さんと似たような目に遭うわ」彼女に言わせるとオレの態度はモラハラらしい。別れを告げられてアゼンとしていると、彼女は「もう帰る」と言って出て行った。
友だちはもうオレの方を向こうともしない。飲み会は完全にしらけてしまい、どこからともなく「そろそろお開きにしようか」「今日はもう帰ろう」という声が聞こえる。みんな荷物を持ってサッと立ち去り、あっという間にいなくなった。
トオルの家でとった行動がいかに非常識だったかということを、オレは彼女から指摘されてしまった。そして彼女は「自分もいずれ同じ目に遭う」とオレを突き放し、別れを告げて帰っていったのだ。ただの飲み会での笑い話のはずだったのに、まさかこんなことになるとは……。
サークル仲間たちもなぜかドン引きした様子で、集まりが台無しになってしまった。それ以来まわりのみんなから避けられるようになったのがわかる。トオルに連絡しても「今は忙しいから」「しばらく都合がつかない」などと言ってそっけない。もうオレと会うつもりはないのだろう。
なぜこんな事態を招いてしまったのか……。ひとりになった今、オレはずっと考えている。自分の言動のどこが悪かったのだろう。一つひとつしっかり思い返して、ちゃんと理解しなければ。今はそう思っている。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・金のヒヨコ 編集・井伊テレ子
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