<部活でトラブル>子どもが部員に「真面目にやって」とキツめに注意したら親から怒られた。理不尽!
中学生の子どもが部活動でトラブルを抱えるというのは、親にとっても心配なことでしょう。特に頑張りたい気持ちと、そうではない部員との間で生まれる摩擦はデリケートな問題です。今回の投稿者さんも、娘さんの部活動でのトラブルについてどう向き合えばいいのか悩んでいるようです。
『中学生の娘、部活でトラブルがありました』
娘さんは中学2年生。あまり強くはないバスケ部に所属しています。娘さんはやる気が高くまじめに部活に取り組んでいます。だからこそ練習メニューを覚えない、片付けをしないといった行動の部員にイラついてしまうのだそう。つい厳しい口調で注意してしまうことも少なくありません。そんなことが続いたある日、相手の保護者から「うちの子が部活に行きたくないと言っている、どうしてくれるんだ」と責任を問われる事態になりました。投稿者さんは娘さんの言葉遣いの悪さは謝罪したものの、真剣に取り組む娘さんの気持ちも理解しています。娘さんの指摘は、ほかの部員が練習メニューを覚えない、片付けをしない、掃除中に話しているといった、部活の基本的なことへの不満が積み重なったものです。娘さんの気持ちもわかるからこそ、悩んでしまうのでしょう。
部活動で不真面目な子に注意した娘さん。指摘はもっともでしょ
『娘さんが怒るポイントは正しいと思った。ゆるい部活だとしても最低限しなきゃいけないと思う。やることをいつまでたっても覚えない、片付けしないなんてありえない。顧問がもっとしっかり注意しないのが謎。そんだけダラダラやってるだけなら帰宅部になればいいのに』
『最低限やらなきゃいけないこともやらないのであれば、注意されるのは当たり前。言われても仕方ないのに、相手がなぜキレてるのか意味不明。部活っていろいろ学ぶ場だと思う。今って上下関係、整理整頓とか教えないのかな? 道具は丁寧に扱うとか、終わったらコートや体育館は使う前よりも綺麗にするとかさ。娘さんは言い方はキツかったかもしれないけど、間違ったことは言ってないと思う』
娘さんの行動に共感したママたち。娘さんが他部員とトラブルになったのは、部活動で「最低限やるべきこと」をしないことへの不満からでした。基本的なことすらしないとなると、イライラしてしまうのも無理はないでしょう。部活動が単なる遊びの場ではなく、チームワークを通じて学びを得る場であると娘さんが考えているからこそ腹を立ててしまうのかもしれませんね。
軽く楽しみたい部員だっているんじゃないの?
『学校の部活でしょ? 普通の公立なら温度差があって当たり前じゃないの? ガチでやりたい子は習い事としてやってたり、有名校に行ったりするよね。注意する前にみんなで話し合うとかできなかったのかな。相手の子も相手の子なりに頑張ってたかもしれないのに、キツイ口調で詰められたら嫌だろうなってのは思うわ』
『「もっと強くなりたい! 一生懸命頑張りたい!」って気持ちもわかるけど、それなら外部のチームに本腰入れて、学校の部活はあまり熱心になりすぎないことだね。単なる「嫌な奴」になっちゃうよ』
『伝えたいことがあるときって、言い方で受け取るほうの気持ちも変わるもんだよ』
娘さんに共感の気持ちを示すママたちがいる一方で、たしなめるような声もあがりました。娘さんのように本気で頑張りたい子もいれば、「楽しく体を動かせればそれでいいかな」と考えている子もいるでしょう。この熱量の差が今回のトラブルの原因になってしまったのかもしれません。また正論であっても「伝え方」によっては相手を傷つけたり、反発を招いたりすることも。娘さんが無駄に悪者になる必要はありませんよね。
ルール違反なら、顧問がちゃんと注意してほしい
『わからなくもないけど、注意するのは顧問に任せたら? 顧問が注意しないなら容認されてるってことで、部活以外でバスケやるなり、違う道を探したほうがいいよ』
『部全体の方針が決まってないのが問題じゃない? まずそこを決めて、自分がやりたいほうじゃないほうに決まっても団体競技だから割り切って合わせるのか、それができないならやめるしかないと思う』
部活動におけるトラブルにおいて、顧問の役割は非常に大きいものでしょう。部員間の温度差や衝突を調整したり、部活動の方針を明確にしたりすることは、顧問の先生がやるべきことではないでしょうか。顧問がその役割を十分にはたしていない場合、部員たちが戸惑ったり、今回のようにトラブルに発展してしまうことも少なくありません。今後娘さんがイライラしてしまうようなことがあれば、まずは顧問の先生に相談をしてみるのがいいかもしれませんね。それでも改善されないのであれば、部活動以外でバスケを楽しむという選択もあるでしょう。
今回のトラブルはきっと、娘さんが真剣に部活動に取り組んでいるからこそ生まれたのでしょう。しかし部活動は個人のスキルアップだけでなく、チームとしての協調性を育んだり、他人との価値観のすり合わせを経験する場でもあります。今回のトラブルを娘さん自身が成長するための機会と捉えて、乗り越えていけるように親として温かくサポートしていきたいものですね。
文・motte 編集・いけがみもえ イラスト・Ponko
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