<正直、引く>「育児は情報戦!」と息巻いているママ友。いったい何と戦っているんだろう…?
いろいろな価値観をもつ人が集まるママ会では、ときには衝撃の言葉を耳にすることもあるでしょう。今回の投稿者さんが気になったのは、「育児は情報戦!」というワード。令和の時代に育児をしている人なら一度は聞いたことがある言葉かもしれませんね。さて投稿者さんは、この言葉に対して一体どんな点が気になってしまったのでしょうか?
『「育児は情報戦!」と息巻いてる人、あまり好きじゃないです』
生後3か月の息子を育てている投稿者さん。先日参加したママ会で、「育児は情報戦!」と熱弁するママ友に出会いました。日頃の情報収集の努力を語るママ友の姿を見て、「確かに知識は大切だ」と理解しつつも、目の前の赤ちゃんではなく情報にばかり目を向けているように感じてモヤモヤしてしまったようです。また「情報戦」という言葉自体にも違和感を覚えているのだそう。「育児に勝ち負けなんてないはずなのに、なぜ”戦”と捉える必要があるのか……」と、どこか温度差を感じているのでしょう。目の前のわが子と向き合う時間を大切にしたい気持ちが大きい投稿者さんにとっては、ママ友の言葉に少し戸惑いを感じたと話してくれました。
育児には情報より大切なことがあるのでは?
「情報戦」って……一体何と戦ってるの?
『何と戦ってるんだろう、とは思う。情報は集めるだけじゃ意味ないのにね。集めた情報をどう取捨選択、分析するかが肝。それがわかってないと情報に踊らされてわけわからんことになる。ネット社会で情報が手に入れやすくなったことの弊害だね。投稿者さんは惑わされないで頑張って』
『育児は情報戦というより、情報の取捨選択をどううまくやるかだと思う。子どもの性格、反応を見て合うものだけをチョイスしてどう関わるか、みたいな。特に赤ちゃんのときはそう思う』
『私もはじめての子のとき、地域のママ友サロンに行ったら「育児は情報戦!」って言ってるママばかりでノイローゼ気味になったよ。他の子の成長具合と比べて劣等感を覚えたり』
現代はまさに情報過多の時代。情報の波間を漂う私たちにとっては、育児における情報の質と使い方が重要だという意見があがりました。単に情報を集めるだけでなく、それが自分の子どもに合っているか、家庭の状況に合っているかなどを見極める力が求められているのですね。育児は誰かと競い合うものではありません。子ども一人ひとりの個性と向き合い、それぞれに合った方法を見つけることが大切なのでしょう。
情報よりも、目の前の子どもをよく見てあげてほしい
『もう子どもが大きくなった身からすると、生後3か月なんてママ会なんか参加しないで、目の前の赤ちゃんに構ってあげたらいいのにと思う』
『どこかの情報で「育児はこうあるべきだ」って刷り込まれたのかも。そんな情報に振り回されて子どもの世話がおろそかになったら意味ないよ』
先輩ママたちからは、目の前の赤ちゃんとの時間を大切にすべきだというアドバイスも寄せられてました。生まれたばかりの赤ちゃんって、本当にかわいらしいものですよね。「あの頃のわが子にもう一度会いたい」と思わず願ってしまうママたちも少なくないのではないでしょうか。そんな貴重な時期は特に、親子でもっと触れ合ってほしいと感じるママもいたようです。
情報収集が重要になるシーンもあるよ
『情報が少ないといろいろ損するのは確かじゃない? 乳幼児ならイベント探しとか、保育園選びとか』
『戦わなくてもいいけど、近くの病院とか園選びとか、リアルな地域情報は早めに知っておいて損はないと思う』
『アンテナをたくさん張るけど取捨選択がきちんとできてて、情報をうまく活用できてる人はすごいと思うよ。自分は子育て関係ではないけど、ロクに何も調べも動きもせずボーッとしてるせいで損したことが結構ある』
育児において情報を集めることが大切な場合ももちろんあるでしょう。特に地域の子育てイベントや保育園選び、病院情報など、実際に生活していくうえで欠かせない情報もありますよね。そういった情報を早めに知っておくことで、後々困ることを減らせる場合もあるでしょう。単に情報を集めるだけでなく、その情報をうまく取捨選択したり、活用したりすることが重要なのでしょう。情報に流されるのではなくむしろ自分が情報を扱うことで、育児がよりスムーズに進むこともあるということですね。
自分のペースで、心地よい育児をしたいね
『他人の育児のことなんだから気にしない。迷惑かけられるわけじゃないし、「へえーそうなんだー」って聞き流せばいいよ』
『まあ、よそはよそ。世の中にはいろいろな子育ての考え方があるってだけの話だと思うよ。合わないなら離れるのが精神衛生上、得策かもね』
結局のところ、育児は十人十色。自分とわが子に合った方法を見つけることが重要だとママたちは考えたようです。「人と比較しない」「自分たちのペースを大切にする」ということは、育児でなくても大切なことですよね。他人の育児方針を無理に受け入れる必要はありません。もし合わないと感じるなら、適度な距離を取ることもママ自身の心の健康を守るためには必要な場合もあるでしょう。目の前の子どもとしっかり向き合い、親自身が笑顔でいることを心掛けたいですね。
ママ友の「育児は情報戦」という言葉にモヤモヤを感じた投稿者さん。確かに情報収集は大切ですが、それ自体が目的になってしまって子どもとの時間を疎かにしたり、他のママと比較して劣等感を抱いたりするのは本末転倒と言わざるを得ません。必要な情報を賢く選び取って、自分と子どもに合ったペースで心穏やかに過ごすことが、心地よい育児につながるのではないでしょうか。
文・motte 編集・いけがみもえ イラスト・Ponko
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