<家事は女の仕事>「離婚」の言葉さすがに効いた?ずっと子どもの記憶で生きてきた夫【第5話まんが】
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私はマチコ(30代)。夫のジュンイチ(30代)と息子のタクマ(4歳)と暮らすパート主婦です。夫はいわゆる「亭主関白」。「家のことは女の仕事」と考え、家事や子育てに協力しません。しかし義実家を訪ねると一転。亭主関白だったはずの義父がエプロン姿で料理をしていたのです。しかも義父が昔から家事に協力していた事実もわかりました。義両親から「このままだと離婚を言い渡されるぞ」と説教された夫は、ようやく自分の甘さに気づいたようです。

義両親のお説教は、きっと夫の心に深く突き刺さったのでしょう。私は助手席で内心スカッとしながら、あえて何も言いませんでした。家に着いても、夫はしばらくぼーっとしていました。私が荷物を片づけていると、夫がぽつりと呟きます。
普段なら「ごちそうさま」も言わず、食器もそのままにしておく夫ですが、珍しくぎこちない手つきで食器を洗い始めました。よっぽど昨日のことが効いたのでしょう。さらに私が洗濯物を干していると、夫が横から声をかけてきて「明日からタクマを保育園に送っていく」と言い出したのです。
義実家での出来事は夫にとってかなり衝撃的だったのでしょう。義父の「家事も子育ても、全部“女の仕事”だなんて思っているやつは、早かれ遅かれ離婚を言い渡されるぞ」という重たい言葉が、夫の心を大きく動かしたのです。
あんなに「家のことは女の仕事」と言い張っていた夫が変わり始めました。私たち夫婦はやっと“家族はチーム”という共通認識を持てたと思います。でもチームとしてようやくスタートラインに立ったばかりでもあるのです。
これからは夫と一緒に歩んでいけたらいいなと思います。
原案・ママスタ 脚本・煮たまご 作画・吉田ぱんだ 編集・みやび
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