<50代女性の憂鬱>年を重ねるごとに自分の顔が嫌いになる。老いと向き合うには | ママスタセレクト - Part 3

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<50代女性の憂鬱>年を重ねるごとに自分の顔が嫌いになる。老いと向き合うには

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皆さんは「自分の顔がイヤだ」と感じたことはありますか? どの角度から見ても「不細工」と、毎日鏡を見るたびに落ち込む。今回ママスタコミュニティに投稿を寄せたママは自分の容姿に強い嫌悪感を抱いているようです。

『暑くてマスクを外して歩いているけれど、このようなクソ不細工な顔、晒さない(さらさない)方がいいのだろうか……。30、40代の頃はマシだった。51歳になってから心底気持ち悪いとしか思えなくなってきた……。間違いなく世界一の不細工ババア』

街中でマスクを外している同年代の人たちの方がみんな綺麗に見えるのだとか。「これ以上老けてもっと醜くなりたくない」と投稿者さんは嘆きます。自己否定感が募ると、人前に出るのがイヤになってしまうもの。けれど投稿に寄せられた声から見えてきたのは、同じような思いを抱えるママが、じつは少なくはない現実でした。また若い頃は鏡に映る自分にうっとりしていたママたちでも、50歳を超えて顔が変化していく現実に打ちのめされているようです。

「私も不細工」と思いながら生きているママたち

自分の容姿が嫌いだと感じているママたちからのコメントが続きます。

『私も不細工だけれど外出します』

『30、40代の不細工具合より、明らかに不細工になるよね……。お婆ちゃんに片方の足を突っ込んでいる』

「Zoom会議は、自分の顔も映るから地獄。ああ、みんなこの顔を見ているだって」と感染症拡大をきっかけに始まった、オンライン会議が苦手というママも。「しゃべるとアップになるし」とオンライン特有の機能に辟易しているよう。ふとした瞬間に映り込む自分の顔が耐えられないという苦しみもあるようです。

『私は毒親と血のつながりを感じてしまってイヤで仕方ない。切り落としてしまいたい』

『年とともにイヤな父親に似てきて最悪だよ。私の自分の顔、気持ち悪く感じるときあるわ』

こちらのコメントは単なる容姿の問題にとどまりません。過去や家族との関係、自尊心といったもっと深い部分にも繋がっています。両親との相性が悪い場合。若いときには見なかった、年老いた両親の面影を自分の顔のなかに見つけたとき、落ち込んでしまうというママたちもいるのでしょう。

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他人はそこまで自分の顔を見ていない

一方で、このような声も寄せられました。

『不特定多数の顔を見てきたけれど「忘れられないような醜い顔の人がいた」なんて記憶はない。すれ違う人の顔なんて一瞬で忘れているよ』

実際、通りすがりの人の顔や会議画面に並ぶ顔に、私たちはそこまで意識を向けていないものです。自分が思っているほど、他人は自分の顔に興味などもっていないのでは?
「人前に出なくなるともっと老け込むよ」というアドバイスもありました。気にしすぎて引きこもることが、かえって悪循環を生んでしまうこともあるのです。

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年齢には年齢なりの美しさがある

「年を取れば誰でもそうなるよ」と語るママたちもいます。51歳という年齢は、肌のハリや輪郭などが変わっていく時期なのではないでしょうか。これは誰にでも訪れる自然な老いであり、衰えを止めることはできないのです。

『みんな同じ。大丈夫だよ。自分を否定しないで』

『50歳にもなると元が綺麗な人でも限界がくるときだと思う。これまでの生き方が重要になるというか? 意地悪な人は意地悪顔になるし? 卑しい人は卑しい顔になるわけですな』

「51歳なら、美醜を気にする年齢を超えて自由になれる」との声もありました。
世間の視線が気にならなくなってくるなかで、自分のペースで生きられるようになるというのは、ある意味で解放ともいえます。

50代の容姿は「身なりが8割」

顔立ちよりも身なりが重要との意見もありました。たとえ顔が整っていなくても、清潔感があり、おしゃれを楽しんでいる女性は素敵に見えるもの。逆に、美人でも身なりが乱れていたり、表情が乏しかったりすると魅力的には映らないでしょう。

『50代の容姿は身なりが8割だと思う。少しくらい不美人だったりふくよかだったりしても、身なりがきちんとしていて清潔感があれば、素敵なマダムと言っていいと思う』

『60代でも綺麗でお洒落な奥様はいる。お化粧でも髪でも洋服でも意識している。私も不細工だけれど、チーク濃いめでリップは自然なピンクにすると顔色良くて可愛いおばちゃんになる』

そのような希望のある言葉たちは、老いに悩むママたちにとって励ましになりそうですね。

笑顔と表情が印象を変える

無表情だと何を考えているかわからないので、話す相手も不安になるでしょう。反対に笑顔の人は周りを明るくしたり気持ちを華やかにします。

『不細工でも口角を上げていると印象悪くないよ。会社にいつもぶすっとしている人がいる。怖い人ではないけれど印象が悪い』

『笑顔で挨拶されたら、それだけで可愛らしく見える』

これはママたちも実感しているのではないでしょうか。表情の豊かさは、容姿以上に人に与える印象を左右します。とくに年齢が上がると「にこやかさ」や「親しみやすさ」が魅力の源になることも。「無愛想な美人」より「ニコニコしている普通の人」の方が、周囲には好印象を与える。これは年齢問わず、人づき合いの本質なのかもしれません。

大切なのは心もち

最後にこのような声がありました。

『綺麗になろうと意識しているかどうかで、50代の印象は大きく変わる』

大切なのは“見た目至上主義”ではなく「自分を大切にしているか」「自分自身に興味をもっているか」という点なのかもしれません。鏡を見るのがツライ日もあっても、「にこやかな表情」「自分なりのおしゃれ」「少しのメイク」だけで、気持ちは変わってくるものです。
人生はまだまだこれからです。投稿者さんも「気持ち悪い」と思ってしまう自分の顔に、少しずつ優しい視線を向けてみてください。好きなことを見つけて日々元気に楽しむことができたら、気持ちも上向きになってくるのではないでしょうか。

文・岡さきの 編集・すずらん イラスト・マメ美

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参考トピ (by ママスタコミュニティ
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