<朝5分、待てる?>また今日もギリギリ!「一緒に行くのやめる?」小さくうなずく娘【第2話まんが】
私はミツキ(30代)。夫のダイスケ(40代)と娘のナオ(小学2年生)と3人暮らし。娘のナオは母の私から見てもしっかり者です。ルールに関して厳しいところがあり、宿題は自主的に取り組むのでとても助かっています。私たちが住んでいる地域では登校班があり、朝は近隣の小学生が集まって登校。その集合場所まで行く途中で、ナオは同級生のヒナタちゃんの家に寄るのですが、最近そのヒナタちゃんと母親のマリさんの言動に疑問を感じているようです。私は久しぶりにナオと一緒にヒナタちゃんの家へ寄ることにしました。

自宅を出たのは7時45分。集合場所まで徒歩10分ほどなので、ヒナタちゃんの家に寄っても余裕のある時間です。私とナオは玄関先でヒナタちゃんを待ちました。「まだかな?」と思っていると片方だけ靴下を履いたヒナタちゃんが現れました。携帯の時計を見ると5分は待っています。朝の5分は貴重です。靴下を履くだけで5分!? 正直驚きました。
ヒナタちゃんはのんびりと靴下を履き「行ってきます!」と元気に手を振りました。マリさんも元気に見送っています。正直、呑気に手を振りあっている余裕はありません。私は「急いで!」と声をかけ、3人で小走りに集合場所まで向かいました。
ナオからヒナタちゃんの話を聞いていましたが、実際は想像していたよりももっとおっとりしていたことに驚きました。
確かにヒナタちゃんは1年生のころからゆっくりのんびりしている子でした。穏やかな性格で、決して悪い子ではありません。しかしヒナタちゃんを待つことで遅れそうになるのは、ナオが毎日テキパキと朝の支度をしているぶん納得がいきませんでした。
母親のマリさんもヒナタちゃんを急かせようといった様子がありません。私は、「この親子とは価値観が違うんだ」と思い知らされ、なんだか気持ちが揺れました。
原案・ママスタ 脚本・もえこ 作画・ユウコトリトリ 編集・みやび
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