<車タダ乗り感謝ナシ親>「送迎が当たり前に?」モヤッ!浮いたバス代で新規の習い事【第2話まんが】
私はジュンナ(32)。息子のユウタ(小1)は週3回、車で20分ちょっとのスイミングスクールに通っています。ユウタの友だちのソウくん(小1)も同じスイミングスクールです。ママのエミ(31)さんは車がなくバス停まで徒歩でソウくんを送り、そしてソウくんはひとりでバスに乗って行くそうです。私は親切心から「これからはうちの車で一緒に行こう」と誘いました。お礼などは求めてなく「ありがとう」と言ってくれて、ユウタと仲良くしてくれればよかったのです。

ソウくんの送迎をはじめて半年が経ちました。

ソウくんは毎回、家に到着して5~15分は家から出てきません。はじめは毎回車まで見送ってくれたエミさんも、だんだんと家から顔も出さなくなり、ソウくんがひとりで玄関から出てきて車に乗り込んで発車する、そんな感じです。

ソウくんはソウくんで、エミさんがいないと「ありがとう」も言わないし、車の中も機嫌が悪いと無言でいることも……。靴をはいた状態でシートを踏んだりとお行儀も悪いのです。
エミさんは「遅れてごめんね」も「今日もありがとう」という言葉どころか顔も出さない日々が普通となりました。自分で言い出したことだろうと思う人もいるでしょう。でも想像ではもっとエミさんは常識的な人でした。

お礼の何かがほしいというわけではなく、送迎をするときに「ありがとう」とそのくらいは言ってくれると思っていました。だからエミさん親子の態度にモヤモヤしはじめてしまったのです。



いつからか、エミさんは玄関から駐車場の距離でさえも来なくなりました。ソウくんがひとりで車に乗り込んで、ひとりで帰って行きます。ソウくんは送迎が当たり前になったのかお礼も言わないし車内の雰囲気もいいわけではありません。正直、お礼もないことを不満に思ってモヤモヤしていました。
そんなときに、ソウくんが新しい習い事をしていると聞いたのです。きっと浮いたバス代で、新しい習い事をしたんだなとすぐに気が付きました。私は、足のように使われていると思いませんか?
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・高橋ビッキー 編集・横内みか
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