1500人が回答!外出時エアコンは切る?切らない?つけっぱなしの判断基準は <ママのリアル調査>
暑さが本格化する夏、エアコンの使い方に悩む家庭も多いのではないでしょうか。とくに「外出」のとき、エアコンを消すべきか、それともつけっぱなしにするべきか。この判断は家庭ごとに異なるようです。今回ママスタセレクトでは「何時間の外出までならエアコンをつけっぱなしにするか」について聞いてみました。
選択肢には「外出するときはエアコンを切る」「1~2時間の外出ならつけておく」「3~4時間の外出ならつけておく」「エアコンは切らない」の4つを設定。1,500人に迫るママたちから回答を得ることができました。
外出のときママたちはエアコンを……?
アンケートの結果、もっとも多かったのは「1~2時間の外出ならつけておく」と回答したママたちでした。短時間の外出では、室温が上がりすぎないよう“つけっぱなし”と考える人が多数派のようです。それぞれの理由をみてみましょう。
理由別にみる「消す」or「つけっぱなし」の判断基準
では実際に「つけっぱなし」にするのか「消す」のか。その判断基準はどこにあるのでしょうか。ママたちのコメントから具体的な例をみてみます。
節電・安全を意識して「消す」派
『1時間以上の外出なら消したほうが節電になると聞いたから』
『エアコンが古くて火災が心配』
『つけっぱなしにしたら、結局電気代があがったのでやめた』
電気代や安全性を重視して、外出時はこまめに電源オフ。テレビ番組で見た情報や専門家のアドバイスを参考にしているママも見受けられました。
体感・快適さを優先して「つけっぱなし」派
一方で何時間かは別ですが、「つけっぱなし」にするママたちにも理由があります。
『帰ってきたときの暑さに耐えられない』
「疲れて帰宅したときには快適なほうがいいから」という声もあります。
『1~2時間なら、つけたり消したりする方が電気代は高くつくと聞いたから』
短時間の外出ならつけっぱなしのほうが効率的と考えるママも多数いました。また乳幼児や高齢者のいる家庭では、体への負担軽減を優先する傾向もありそうです。
エアコンはスイッチを入れた直後にもっとも電力を消費するそう。頻繁にオンオフを繰り返すと消費電力も大きくなるといわれ、日中30分程度の外出であれば、つけっぱなしのほうが節電につながるようです。
エアコンを切らない理由はペットのため
「エアコンは切らない」と答えたママたちは2割を超えました。その理由の多くはズバリ「ペットのため」。ペットを飼っている家庭では、「つけっぱなし一択」という判断のようです。
『犬がいるので27度設定で24時間稼働』
『猫がいるので、暑いとかわいそうだから』
『うさぎがいるから26度、弱設定で24時間オン』
『ハムスターの命を守るため』
室温変化が命に関わる小動物もいることから、「つけっぱなしは当然」とする声が目立ちます。
筆者の友人宅もペットのために24時間エアコンを稼働させるだけでなく「夕方のゲリラ豪雨で停電し、エアコンが停止するのが心配だから」とペットだけで留守番をさせないという徹底ぶりです。ペットも家族の一員として、快適な環境を守る工夫をする家庭が多いということですね。
節約のために工夫しているアイデアも
エアコンを長時間利用すると気になるのが電気代ではないでしょうか。ママたちからはさまざまな節電対策も寄せられました。
『サーキュレーターを使う』
サーキュレーターや扇風機を併用して室内の空気を循環させると、室内の温度が均一になり、室温を下げすぎずとも快適に過ごせます。
『遮熱カーテンやすだれで日差しをカットする』
なかには「カーテンは開けない!」と断言するママも。遮光カーテンでなくとも、室内に直射日光が入らないような工夫ができれば、エアコンの効きもだいぶかわるのかもしれませんね。
『除湿運転にしたり、風量設定を変更したり……。なるべく効率よく冷却するようにしている』
「エアコンをつけっぱなし」にする場合も、ただオンにするだけでなく、電気代を抑えるためにママたちはさまざまな工夫しているようです。
無理せず、わが家に合った「ちょうどいい使い方」を
「エアコンは消すべき」と考える人、「つけっぱなしが効率的」と考える人、さらには「ペットも含む家族の快適さが優先」と考える人など、正解がひとつではないからこそ、自分たちの暮らし方や家族構成に合った方法を見つけることが大切だといえそうです。
今年も猛暑が予想されるなか、「節電」と「快適さ」の両立をどう叶えるか。無理のない方法で、心地よい夏を過ごしていきたいものです。
総回答数:1,487票
調査方法:インターネット
調査月:2025年6月
調査・分析:ママスタセレクト編集部
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文・編集部
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