<やったことある?>中華スープの素で手間抜き・時短・節約できる!カレーやスイーツにも使えちゃう

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料理はほぼ毎日することですが、時間や手間がかかる家事でもありますよね。それに食費もかかってしまうので節約を意識することも。もっと楽にコストをかけずに料理をしたいと思うのは、みんな同じではないでしょうか。そこでそのような場合には食材というよりも調味料に着目するのも手かもしれません。いろいろな料理に使えて味を整えてくれるならば、調理時間の短縮になるのでは? それにそのとき冷蔵庫の中にあるもの、旬のものなどを使えればコストを抑えることもできそう。今回はお店でも見かけたことがあるかもしれませんが「創味シャンタン」 を使った料理を紹介していきます。まずは「創味シャンタンって、何?」というところから。
創味シャンタンは中華スープの素
創味シャンタンは、株式会社創味食品が製造販売をする中華スープの素です。清湯スープをベースに香味野菜や油脂など20数種類がブレンドされています。創味シャンタンを加えるだけでプロの味になるといわれて、創味食品のロングセラー商品の1つになっています。

缶タイプの創味シャンタン。(筆者撮影)
創味シャンタンは「缶タイプ」「チューブタイプ」「粉末タイプ」の3種類。缶タイプの「創味シャンタン DELUXE」の中身はペースト状になっています。永年にわたりプロの料理人にも愛用されているロングセラー商品がこちらです。次にチューブタイプの「創味シャンタン やわらかタイプ」は、そのまま絞り出して使えるので使い勝手がいいですね。そして必要な量を計りやすく、さらさら溶けて食材にも絡みやすいのが特徴なのは「創味シャンタン 粉末タイプ」。生野菜やふりかけのようにご飯に混ぜて使うには最適ではないでしょうか。今回は缶タイプと粉末タイプの創味シャンタンを使った簡単レシピを紹介していきます。
創味シャンタンを使った簡単レシピ
卵と創味シャンタンだけのチャーハン

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創味シャンタンを使った料理の中でも定番化されているのがチャーハンではないでしょうか。具材をたくさん使うのも美味しいですが、創味シャンタンのコクや旨みを活用したシンプルチャーハンも絶妙です。ご飯と卵、そして創味シャンタン(缶タイプ)を使いました。料理時間も数分ですから、パパッと作りたいときのメニューには最適ですね。
餃子のスープ

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缶タイプの創味シャンタンを使って、餃子のスープを作りました。ペースト状のシャンタンも沸騰したお湯を使うので、すぐに溶けてくれます。餃子は市販の水餃子を使い、最後にレタスを加えています。レタスのシャキシャキ感も味わえる一品。
きゅうりとズッキーニの漬物

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きゅうりの漬物は塩をベースにすることが多いかもしれませんが、シャンタンを使うとまた違った味わいになります。きゅうりとズッキーニを食べやすい厚みにカットして、粉末タイプの創味シャンタンとチューブのニンニクで漬け込みました。冷蔵庫で一晩おくと味が馴染みます。特有のにおいもありますが、筆者は違和感なく食べることができました。ニンニクの風味もきいていますから、食欲が増しますよ。
ピーマンの肉詰め

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豚ひき肉、つなぎに豆腐、ピーマン、創味シャンタン(粉末タイプ)だけで作るピーマンの肉詰め。フライパンなどは使わずに、電子レンジで加熱しています。シンプルな材料ですが、創味シャンタンを加えることでピーマンに詰めた肉にもしっかりと味がつきます。ケチャップやソースをかけることも多いですが、味がついているのでソースはなしでも美味しくいただけました。
一晩おいたカレーの味に!

画像提供:創味食品
カレーは作りたてよりも、一晩おいたほうが美味しくなる。そう感じている人も少なくないのではないでしょうか。筆者も子どもの頃、夕ご飯にカレーが出てくると、「明日の分も残しておいて」と母に頼んだものです。でもせっかく作るのですから、作りたてでも一晩おいたカレーのような味になっていると嬉しいですよね。それを創味シャンタンが実現してくれるようです。いつものカレーと同じ材料や作り方でOKですが、カレールウを入れるときに創味シャンタンをお好みの量入れるだけ。こちらは缶タイプでも粉末タイプでもカレーにコクや深みが加わり、まさに一晩おいたカレーに!? 手間はほとんどかかりませんから、ぜひ試してみてください。
創味シャンタンでスイーツ?
創味シャンタンを使ったチーズケーキ風

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創味シャンタンで「スイーツ!」と驚くかもしれませんね。創味シャンタンを使ったチーズケーキ風は、創味食品のシャンタンマーマレードの塩チーズケーキ風を参考にしています。水分が少ないギリシャヨーグルト(150g)、卵1個、豆腐小さじ1(レシピにはおからパウダーとありますが豆腐で代用)、マーマレード大さじ2、創味シャンタン2g(缶タイプ)を使用。ギリシャヨーグルトとマーマレード、豆腐を混ぜて、そこに溶き卵を少しずつ加えていきます。ココットなどトースターでも使用できるお皿に入れ、トースターで8分ほど焼きます。もしあれば、お皿にフルーツグラノーラを敷くとサクサクとした食感が味わえますよ。次にマーマレード大さじ1と創味シャンタン2gを混ぜてソースを作ります。創味シャンタンはケーキではなくソースに使うんですね。このソースをかけて、さらに2分ほど焼いたらできあがり。マーマレードだけでは甘さが強いソースになりますが、創味シャンタンを加えることで塩味がプラスされて味が引き締まります。あんこに砂糖と塩を入れるようなイメージですね。意外な組み合わせかもしれませんが、なかなかクセになる味に仕上がりました。
忙しいママたちの調理にかかる時間や手間をはぶくために「便利調味料」「万能調味料」と呼ばれるものも、たくさん販売されるようになったのではないでしょうか。それぞれ味や材料へのこだわりがあり、使い分けていけばママたちの強い味方になってくれるはず。創味シャンタンも中華スープの素というだけでなく、便利調味料の1つと考えると味付けのメインにしたり隠し味にしたりと使える幅が広がるのではないでしょうか。
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文・川崎さちえ 編集・ここのえ
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