給食のない夏休みは大問題!みなさんお昼ご飯に何を用意していますか?<ママのリアル調査>
夏休み、それは子どもたちが自宅にいる時間が増える時期。ママたちの悩みのタネといえば、やはり「お昼ご飯」ではないでしょうか。そこでママスタセレクトでは、「長期休みの子どものお昼ご飯、どうしていますか?」というアンケートを実施しました。
選択肢には「自炊(ミールキットも含む)が多い」「レトルトや冷凍食品の活用が多い」「外食・テイクアウトが多い」「その他」の4つを設定。
あわせて「自炊」を選択したママにはよく作るメニューを、「レトルトや冷凍食品の活用が多い」を選択したママにはおすすめの食品を、そして「外食・テイクアウト」を選択したママにはよく利用するお店を聞きました。
時短・手軽・子どもでも用意できる!人気は「冷凍食品派」
アンケートの結果では「レトルトや冷凍食品の活用が多い」と答えたママがもっとも多く40.4%となりました。
『冷凍のパスタとお好み焼き』
『冷凍パスタやオムライス』
『ご飯ものの冷食(ピラフやチャーハン)は食べ盛りでも満足してくれるので助かっている』
『冷凍のスパゲッティ、グラタンをよく使います!』
人気なのは「冷凍パスタ」「冷凍チャーハン」「お好み焼き」など。ご飯ものや麺類が好まれる傾向にあるようです。なかには「冷凍パン、冷凍パスタ、お好み焼き、たこ焼き、グラタン、うどん、やきそば、おにぎり等々……。冷凍一択!!」との力強いコメントも(笑)。たしかに今や冷凍食品は種類も数も豊富。食事からおかず、おやつにいたるまで、冷食だけでまかなえるといっても過言ではありませんね。
夏の暑い時期、キッチンに立って料理をするのも過酷です。火を使わずに、レンジでチンするだけの冷凍食品はママたちの強い味方、救世主となっているのでしょう。さらに、調理不要で子どもが自分で温められる手軽さも、支持される理由のひとつといえそうです。
食べ盛りの子にしっかり食べさせたい「自炊派」は4割弱
自炊派は37.3%と、レトルトや冷凍食品を活用するママたちと大きな差はありませんでした。
『チャーハンが多い。冷蔵庫の余りものを使って作る』
『焼きそば、具沢山そうめん、オムライス、チャーハンなど』
『そうめん。つけだれにたっぷりのトマト、オクラ、白ごまを入れる』
この方は「冷凍オクラはつゆも冷えて相性ぴったり」とのアドバイスも寄せてくれました。
『学童に行くので毎日弁当作り。夕食は翌日の弁当に入れられるメニューを多めにしている』
「お昼はうどんやそうめんといった麺類に限る」といったコメントに代表されるように、そうめんや冷やし中華が人気なのも夏休みならではといえそうです。また、前日の夕飯をお弁当にアレンジしたり「おにぎり+インスタントみそ汁で簡単に」などの工夫の声もあがりました。
外食・テイクアウト派は少数。利用は「いざというとき」
「外食・テイクアウトが多い」と答えたママはわずか7.6%と1割も満たない結果に。どうしても食事が作れない日や外出時などに頼るママが主流のようです。
『スーパーのお惣菜やお弁当、ベーカリーコーナーを便利に使っている』
『出前館やマックデリバリーを利用している』
毎日の利用は経済的に厳しいかもしれませんが、たまの利用であればママが助かるだけでなく、子どもたちにとっても特別感が増して喜ばれそうです。
「チャーハン」「そうめん」「パスタ」が三大定番メニューに
今回のアンケートでは、「自炊」と「レトルトや冷凍食品の活用」が二大主流となりました。「レトルトや冷凍食品が中心」の回答からは、手軽さや時短が重視されている様子もうかがえます。一方で、自炊派からは「節約のため」「食べ盛りの子どもにしっかり食べさせたい」といった理由が想像できます。コストへの意識だけでなく、育ち盛りの子どもを抱えるママたちならではの、栄養バランスへの配慮もあるのでしょう。
調理のしやすさ、子どもの食べやすさ、飽きにくさから、「チャーハン」「そうめん」「パスタ」がいずれのスタイルにおいても人気メニューにあがりました。毎日のことだからこそ、ママたちは「簡単でおいしく、子どもが喜ぶもの」を重視しているようです。
無理しない工夫で夏休みを乗り切ろう
夏休みのお昼ご飯問題は、毎日続くからこそ「無理せず続けられるスタイル」が鍵になるのでしょう。頑張りすぎず、冷凍食品や外食も上手に取り入れながら、この長期戦を乗り切りたいものです。暑くて外に出られない……、そんな日が続いても、食事の時間が楽しいものになりますように。
総回答数:695票
調査方法:インターネット
調査月:2025年6月
調査・分析:ママスタセレクト編集部
文・編集部 イラスト・はなめがね
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