<意外にストレス>家に自分だけの部屋ってある?リビングがあるから自室はいいや~と思った人の後悔
家は家族が集まってコミュニケーションを取れるだけでなく、それぞれが心身を休めてリラックスするための場所。しかし毎日家事に追われるママにとっては、なかなかそうもいかないかもしれませんね。先日ママスタコミュニティには、家の中に自分の部屋や一人きりになれる場所があるかどうかを尋ねるこんな投稿がありました。
『私はない。子どもが3人いて、それぞれ自室がある。旦那は寝室の一角にパソコンデスクがある。仕事を持ち帰ったときは寝室に籠る。私には一人になれる場所がない……。リビングで過ごすけど、人の出入りがあるから結局一人にはなれない。皆さんはどうですか?』
投稿者さんの家は3人のお子さんたちがそれぞれ自分の部屋を持ち、旦那さんは夫婦が寝ている主寝室に自分の作業用スペースがあって、仕事のときには1人でそこで仕事をするそうです。しかし投稿者さんは1人でゆっくりできる部屋がなく、家族の出入りが多いリビングで過ごしているんだとか。そこでママたちに自分の部屋があるかどうかを尋ねていました。アンケートを取ってみると「ある」、「ない」がほぼ半々の結果に。
「昼間はどうせ1人だし」と思って、リビングを自分のスペースにしているママも
『リビングが私の居場所。子どもと旦那はあるよ』
『引っ越す予定があるので、次はぜひ自分の部屋がほしい。絵を描いたり、手芸したりするのに広げたままにしておけないと不便。今はリビングであっちこっち動かしたり、都度片づけながらどうにかしている。すっごい面倒』
「ない」と答えたママの多くは、投稿者さんと同じように「リビングで過ごすことが多い」という回答を寄せていました。リビングはキッチンにも隣接していたり、水回りとも近かったりするため、料理や洗濯を終えてママがリビングで一休みするという状況は多いのではないでしょうか。また専業主婦のママだと昼間は基本的に家で1人で過ごすため、自分だけの空間は昼間のリビングで十分だと考えている人もいるかもしれませんね。しかし朝晩には家族が集まる場所でもあるので、1人で誰にも邪魔されずにリラックスしたり、読書や趣味を楽しんだりする場所としては物足りなく感じることも。他の家族には自分の部屋があっても、ママだけは持っていないという人もいました。
『なくなった。感染症で末っ子を隔離するのに私の部屋を使わせたら、それ以降末っ子はそれまで上の子と同じ部屋使っていたのが一人部屋になった。代わりに私の部屋も寝る場所もなくなった。今はリビングが私の寝る場所。すっごいストレス』
コロナ禍を経て状況が一変したという意見もありました。感染症対策でもともとママが使っていた部屋をお子さんが使うようになり、自分の部屋がなくなってしまったというケース。ストレスが溜まっているというリアルな声が寄せられていました。自分の部屋を失ったことで「やっぱり自分の部屋が必要!」と思い直した人もいるようです。
「家を買うときは自分の部屋ありきで考えた」というママも
『なかったら生きていけない(笑)。夫婦それぞれの仕事部屋と寝室と、子ども2人のそれぞれの部屋はあるよ。あとは誰かきたときに遊んだり、泊まったりする部屋。リビングには基本いない』
『家族全員、自室兼寝室があって全員そこで寝ている。リビングで家族団らんは滅多にないな。用事あればそれぞれに電話なり、LINEなりすればいいでしょ』
『私も旦那も子どももみんな自室があるよ。そういうのを考えて家を建てたり買ったりしないと』
『自分の部屋も作ればよかったなーと思っている』
「ある」というママたちに意見を聞いてみると、もはや自分の部屋がないと生きていけないほど、必要不可欠な存在になっていることがうかがえました。子どもが複数いても、家族全員がそれぞれ自分の部屋を持っているというママも。狭小住宅ではなかなか難しいことかもしれませんが、住んでいる地域や住環境によっては可能なのでしょう。また家を買うときに自分の部屋を持つことを前提にして、間取りを考えたママも。「どうせリビングにずっといるから、私の自分の部屋はいらないな」と思っていたものの、後悔しているというコメントもありました。子どもが小さなうちは寝るときも子どもと同じ部屋だったり、家族みんなでリビングで過ごす時間が長かったりしますよね。それまでは空いている部屋をママの部屋として使えていても、子どもが大きくなって自室を作るときにママの部屋をあてがうというケースも少なくないようです。そうなることも見越して、家を買うときには部屋数を多めにしておいたというママもいました。子どもが大きくなるとリビングで家族団らんという時間も減って、それぞれが自室にこもるようになるというリアルな体験談も。
どんなに狭くても自分の部屋やスペースはあったほうがいい!
『子どもが小さい頃は一緒に寝ていたけどね。今は1人になれる時間が大事』
『寮に住んでいる息子の部屋を今は私の寝室にしている。息子が帰ってきたときはリビング横の和室に移動』
『本当にそう思う。4畳でいいから、壁に本棚をつけてお気に入りの椅子とインテリアとかね』
『ない。リビングの角のスペースに私の机を置いていて、唯一そこだけ。だから子どもたちも大きくなったし、ワンルームくらいの賃貸を借りようかと思っているところ』
今回の投稿では自分の部屋がないというママも一定数いましたが、そのほとんどが「自分の部屋を作ればよかった」「部屋でなくても、1人きりになれるスペースがほしい」といった内容でした。他の家族は全員自分の部屋があるのにママだけがないという人も多く、不公平さや理不尽さを感じている様子も垣間見えました。自分の部屋を持つことで1人でゆっくり眠れるだけでなく、趣味や好きなことを楽しんだり、心穏やかにリラックスできたり。それによってまた家事育児や仕事を頑張ることができるでしょう。完全に仕切られた部屋という形でなくても、広々とした空間でなくても、自分だけのスペースがあるだけでママの拠り所になるはずです。自分の部屋があることで快適なおうち時間を過ごせているママたちからは、投稿者さんに対して「自分のスペースを作っちゃえ」「3畳でもいいから、自分の部屋があるのとないのとではストレスが全然違うよ」といった応援の声も寄せられていました。投稿者さんは「1人になれる時間がほしい」と感じているようですから、狭くてもいいから部屋やスペースを確保してみてほしいですね。
文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・Ponko
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