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<加害者と結婚>起こしてしまった大事故「私も背負う」と言ってくれた妻【第2話まんが:夫の気持ち】

俺(ケン)は、妻のナツミと中2の娘、小4の息子と暮らしている。子どもたちはかけがえのない宝物だし、ナツミにもいつも感謝している。しかし俺はもともと結婚をするつもりはなかった。というか、結婚してはいけないと自分に言い聞かせていたのだ。付き合っていた当時、将来を考えたいと言ってきたナツミに「俺には人を幸せにする資格がない」と告げたことがある。それは大学生の頃に起こしてしまった、ある事故が理由だった……。

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調子に乗って急な坂道を下っていた俺。話に夢中でしっかり前を見ていなかった。その結果、中学生の女の子に重傷を負わせてしまった。俺は「結婚してほしい」と言ってくれたナツミに、自分が起こしてしまった大事故のことを打ち明けた。

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事故後に会えていないから、実際に女の子がどういう状態かはこの目で見ていない。ただ弁護士の先生からはもう一生普通に歩くことはできず、身体にも大きな傷痕が残ると聞いている。そのことを伝えるとナツミは言葉を失っていた。

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あの事故のことは後悔してもしきれない。もし時間を戻せるのであれば、あのときの自分を止めに行きたいと何度思ったことか……。でも現実はそんなことはできず、俺はひとりの女の子に大けがを負わせてしまったという罪を一生背負って生きていくことになった。
誰にも頼らない、自分だけ幸せにならない、ずっとひとりで罪を背負っていく。俺はそう決めていたはずだった。けれどナツミがまっすぐ俺を見て「一緒に背負う」と言ってくれたとき、それまでずっと張り詰めていた気持ちがほぐれていくような感覚になった。ナツミと一緒に生きていこう……。そうして俺は結婚の決意を固めたのだった。

【第3話】へ続く。

原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子

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※この漫画はママスタに寄せられた体験談やご意見を元に作成しています。

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