<ヨソの孫と比べる義母>「悪気がない」=「配慮がない」優先すべきは誰?義父の一喝【第5話まんが】
私はサラ。少し前に娘のカノンを出産して、今は育児に奮闘する毎日です。近居の義母の口から出てくるのは、ご近所のヤマナカさんの孫・ノアちゃんの話ばかり。目の前に自分の孫がいるのに、ひたすら他人の孫を褒めるのです。トモヒトに相談しても「悪気はない」とかばうだけ。私がよその義母を褒めるようなことを言って皮肉ってやると、義母は私をにらみつけて帰っていきました。すると翌日……。なぜか義父から電話がかかってきました。

義父は家に来るなり、私に頭を下げてくれました。おそらく義母が「嫁にひどいことを言われた」とこれまでの経緯を話したのでしょう。けれどさんざん失礼なことをしたのは義母なわけで……。義母は後ろで納得のいかない顔をしています。
「そんなんじゃ見限られても仕方ないぞ!」義父に言われて、トモヒトが慌てて私の方を見ます。そして私の冷めきった目を見て、ようやく事態の大きさを理解したのでしょう。離婚が現実味を帯びていると気づいて、サッと青ざめました。
義父が強く叱ってくれたことで、最終的に義母は私に謝罪しました。そして話し合いの結果、今後はアポなし訪問や干渉を控えると約束してくれました。トモヒトも反省し、二度とこんな嫌な思いはさせないと言ってくれています。
私はトモヒトの言葉を信じて、謝罪を受け入れることにしました。トモヒトにはカノンにもしっかり謝ってもらいました。トモヒトが優しく抱き上げて「ごめんね」と語りかけると、カノンも小さく可愛らしい声をあげます。私はその姿を見てようやく微笑むことができたのでした。
まだまだ育児は始まったばかり。トモヒトには何より優先すべきは私とカノンだということを、これからもずっと忘れずにいてほしいと思います。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子
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