2025/06/16

＜捨てにくいランキング常連？＞前年度の子どもの教科書。取っておく？処分する？意外に使うシーンあり

学校や家庭で勉強するのに使う子どもの教科書。学年が上がると新しい教科書を使うようになりますよね。では、前年に使っていた教科書はどのようにしていますか？　「もしかしたら使うかも……」と取っておくとしても、数年分の教科書が溜まってしまうと、本棚や押し入れがいっぱいになってしまうのではないでしょうか。ママスタコミュニティに子どもの使わなくなった教科書について、こんな質問が届きました。

『子どもの教科書は、学年が上がったら処分しますか？　私は「もしかしたら必要になるかもしれない」と思って全部取ってあります。でも溜まる一方で……。みなさんはどのようにしていますか？』

学年が上がっても、これまでの教科書を全部取っている投稿者さん。投稿にはお子さんの年齢は書かれていませんでしたが、「溜まる一方で……」とため息をついているようですから、おそらく小学校の中学年以上ではないでしょうか。このまま小中高と取っておいたら、子どもの教科書の置き場に困ってしまうと悩む投稿者さん。この質問に子どもの教科書を取っておいているママ、処分するママなどさまざまな立場から、コメントが寄せられました。

前年度以前の教科書、いずれ処分はするけれど

今回の投稿にコメントを寄せたママのほとんどが、どこかの時期に子どもの教科書を処分していました。しかし処分する時期は、ママによってかなり違いがあることもわかりました。

学年が変わったら

『うちは学年が上がるときに処分』

『学年が終わったら春休みに捨てているよ』

こちらのママは、その学年が終わってすぐに処分するそうです。年度が変われば、新しい学年の教科書を持ち帰ってくるのですから、前のものはもう不要というわけですね。

1年間は取っておく

『主要5教科だけだけど1年間は取っておく。1年後の春休みに捨てるって感じです』

『学年が上がってすぐは、必要になるかもって思う。年度末に1学年前のものを処分』

学年が上がっても前の年の復習が必要になるかもしれないと考えて、1年間のみ取っておくママ。「去年の教科書を持ってきてと言う先生がいた」とのコメントも。学習内容によっては、去年の復習を導入して授業を進める先生がいるかもしれませんね。そうでなくても子ども自身が、家庭学習で振り返るのに使う場合があるかもしれません。いずれにせよ、処分はするけれど前学年の分だけは取っておくほうが無難だとママたちは考えているようです。

きょうだいが使う

『下の子が学校に国語の教科書を置いてきてしまい「音読の宿題ができない」ってことがあった。下の子の学年が終わるまで、上の子の教科書は予備として取っておいて、その後処分している』

こちらは、きょうだいがいる家庭ならではの使い道があるようです。上の子が使った教科書は下の子の予備の教科書として再利用できるとのこと。下の子はまるで教科書が2つあるみたいで便利かもしれませんね。

子どもの気持ち次第で決める

『子どもに決めさせている。何年かに1回「要る？」「要らない？」って聞いて、それから捨てる』

教科書は子どもの持ち物。1年間使った愛着があるかもしれません。こちらのママは、いつ処分するかは子ども自身が決めることだと考えています。子どもが「もう捨ててもいい」と思ったときが、処分するとき。ママとはいえど勝手に処分はしていないようです。

小学生なら1年間、中高生なら3年間

『小学生のときは1年間は保管していた。中学生は3年間保管して高校受験が終わってから、要らなそうなものから処分。高校のものは3年間保管して、卒業してから子どもに任せた』

子どもの年齢によって、教科書がいつまで必要かが違ってくると考えるママ。高校受験や大学受験の勉強は、それぞれの3年間に学んだことの総復習でもありますよね。1年生や2年生のころに遡って学習したことを確認する場合があるかもしれません。また教科書を開くことで、その当時にメモをしたり、アンダーラインを引いたりした跡を見て「先生がここは大事と言ってたな」と思い出せる場合もありそうです。子どもの成長や必要性に合わせて、ママは処分する時期を考えているのでしょう。

教科書は、全部取っておく

一方、投稿者さんと同じように全部取っているママからもコメントがありました。

『子どもはもう成人している。全部取ってあるよ。そしてなぜか旦那がときどき読んでいる』

『大学生の長女が教育実習に行くのに、次女の教科書を読んでいた。長女の教科書は、全部捨てちゃった……。次女のものは取っておこう』

溜まる一方の教科書を全部取っているママ。そして旦那さんがときどき手にしているようですが、もしかしたら子どもとの思い出に浸っているのかもしれませんね。また学校の先生の卵ならではの使い道がありました。わが子の将来の夢が学校の先生なら、取っておけば活用する場面がありそうです。

使い終わった教科書の今後は家庭によりけり

子どもが使っていた教科書をいつ処分するか悩んでいる投稿者さんに寄せられた、それぞれの家庭での古い教科書のその後。いく人かのママは処分の仕方についてもコメントしています。捨てる以外の処分の仕方には、学校で行っているリサイクルに出したり、寄付をしたりといった方法があるようです。ほかにボランティアで外国人に日本語を教えている人たちに寄付をしているママもいました。毎年一定量の教科書を使わなくなるのですから、どのように処分するかを探ってみるのもありかもしれませんね。また子どもの年齢にもよりますが、使っていた子ども本人の気持ちを聞いてみるのもいいでしょう。取っておく、捨てる、第2の活用ができるか探してみるなど、使い終わった教科書の今後を親子で考えてみてはいかがでしょうか。