＜気遣いゼロ＞ケチな旦那の自由気ままな買いものにイライラ！「いるものある？」と連絡できないの？

自分の趣味のショッピングなら楽しいですが、日々の買いものとなるとなかなかの重労働です。毎日消費される食品や日用品の買いものは家事の一つ。旦那さんがスーパーに行くのなら、ついでに買ってきてもらいたいものもありますよね。「スーパーに行ったのに、旦那は自分のものばかり買ってくる」と、ママスタコミュニティに投稿してくれたママがいました。

『私が「連絡してよ」と伝えても、夫は「少し寄っただけ。買ったら悪いの？」と反省する様子もありません。「スーパー行くなら買いたいものあるから連絡して」とお願いしても、「なぜ連絡しないといけないの？　また行けばいい」と取り合ってくれません。毎回これ。どう思う？』

家族がスーパーに行くのなら、ついでに必要なものも買ってきてほしいと思うものでしょう。しかしそれを伝えていても、旦那さんは毎回自分のものしか買ってこないのだそう。旦那さんは投稿者さんの言葉に耳を貸してくれないようです。

「ガソリン代が勿体ない」と主張する割に……

投稿者さんはさらに詳しく状況を説明してくれました。投稿者さんが買いものに行こうとすると、旦那さんは「ちびちび買いものをしていたらガソリン代が増す」と言って制するのだそう。それなのに自分の外出時には、「寄り道しない」と言うにもかかわらず結局スーパーに寄り道、自分のものだけ買って満足して「欲しいものあったら自分で行けば」と言い放って寝てしまうとか。また投稿者さんが買いものを頼むと、「なぜ買い置きしていないんだ」と怒り出すこともあるそうです。ガソリン代の節約でまとめて買うのではなかったのか。矛盾を感じますよね。ママたちからも共感の声が上がりました。

『うちは旦那が買いものに行くなら、いるものすべて買ってきてほしいのに、自分が作りたい料理の材料だけ買ってくる。そういう人は全てにおいてそういう考えだから、子どものことも都合のいいときだけやって、俺はやっている感出してくる』

『うちも同じ感じ。「スーパー寄るけれど買ってくるものない？」とか聞いてほしいのに、勝手に行ってきて「これ安かったから」といろいろ買ってくる。無駄なものを買ってくるからお金も返さない』

旦那さんが言う「また行けばいい」となると二度手間になってしまいます。それこそガソリン代と時間が勿体ない。投稿者さんの「買いもの」は家族に必要なものを買ってくること、旦那さんの「買いもの」は自分の好きなものを買ってくること、と夫婦で価値観に齟齬があるようです。

別に構わない。旦那は自分の買いものをしたいだろうから

一方、「何か買ってくるものがある？」と聞く気遣いが旦那さんになくても、とくに問題視しないとの人たちもいました。

『どうも思わないけれど。旦那は旦那自身の気分でスーパーに行きたかったんだろうし。私は買いものをするなら自分の目で見て商品を選びたいし、ほかにも必要なものがあるから、いちいち頼まないな』

『私は夫に頼まないよ。高い安いや良い悪いの判断ができないから、別途自分で買いに行きます。逆に夫の頼まれごともしません。「自分で行けば？」という。1回請け負ったらそれが当たり前のように、4リットル焼酎とか炭酸箱買いとか頼まれて腹立つからね』

スーパーで商品を、自分の目で見立てて買いものをしたいというママたち。じゃがいもの形や肉の脂の具合など、ママによってはちょっとしたこだわりがありますよね。また自分の好きなメーカーがあったりお気に入りのおやつがあったりすると、買いものを旦那さん任せにはできません。また旦那さんが余計なものばかり買うタイプだと、おつかいを頼みづらいかも。ママが目を光らせて、無駄な買いものにストップをかけなければいけない場合もあります。

そもそも夫婦でタイプが違う場合、期待しないのがいちばん

「スーパーに寄ったら買いものをしてきて」と頼んでも、その要求を無視する旦那さん。モヤモヤする投稿者さんにママたちがアドバイスを寄せてくれました。

『旦那にはもう何も言わない期待しない方がいいよ。諦めて自分で買いものに行く。スーパーに寄ってきたって言われても、あっそで終了させる。期待しなくなったら旦那の行動に興味が無くなるし、楽になるよ』

『投稿者さんの必要なものって「家族が」必要なもの、旦那さんが必要なものは「俺が」必要なものでしょう？　旦那のものは一切買わなくていいのではない？』

「面倒だから、もういないものと思ったほうがストレスがないよ」とママたちはため息交じりに言います。期待するからイライラしてしまうのです。最初からアテにしなければいいのでしょう。また「投稿者さんは効率よく行動したいタイプ。旦那さんはそのときの気分で行動するタイプ」だから接点がないとの意見も。この場合、投稿者さんが妥協するか、旦那さんを粘り強く説得するかしかありません。イラっとする気持ちは抑え、「仕方がない」と旦那さんを受け入れて、スーパーへは投稿者さんが一人で買いに行くと割り切る。ガソリンが勿体ないと言われるのであれば、旦那さんの矛盾点を徹底的に突きつけるしかありません。

ただ逆に考えると、パートナーの行動に思うところがあっても口にしない旦那さんもいるでしょう。夫婦がお互いに上手い妥協点を見つけることが、夫婦円満のコツなのかもしれません。

文・岡さきの　編集・みやび　イラスト・なかやまねこ