1000人のママたちが回答!2025年のゴールデンウィークの過ごし方は? <ママのリアル調査>
2025年のゴールデンウィークは、いわゆる飛び石連休。思い切って休みをとって遠出をするか、それともカレンダー通りの休みを取って近場で過ごすか、どちらかになりそうです。そこでママスタセレクトでは「ゴールデンウィークはどう過ごす予定ですか?」というアンケートを実施。1,000人に迫るママたちから、実際の予定について聞きました。
ゴールデンウィーク、ママたちの予定は……?
回答には「どこかへ遊びに行く(国内)」「実家・義実家へ帰省」「海外へ行く」「何も予定はない」の4つを選択肢に設定しました。すると、何ともっとも多かった回答は「何も予定はない」と答えたママたちで69.2%と7割近くにも達しました。一方で「どこかへ遊びに行く(国内)」を選んだママは17.1%、「実家・義実家へ帰省」は11.4%、「海外へ行く」は2.3%という結果に……。ゴールデンウィークに予定のない家庭がこんなにも多いとは! と驚きを覚えるのは筆者だけではないのでは……?
「何も予定はない」が多い背景は?
7割近くのママたちが「何も予定はない」と答えたその背景には、次の2つの理由があげられます。
1:混雑を避けたい
『混んでるから出かけたくない』
断トツに多かったのがこちら、「混雑しているから」という意見です。移動手段に電車を使えば混雑している、かといって自家用車での移動も連休中の道は渋滞しがち。さらには目的地でも人混みとなれば、なかなかゆっくり楽しめないということでしょう。
『夫婦で育休中なので、混んでいないときにお出かけする』
こんなうらやましいコメントもありました。平日であれば比較的ゆっくり楽しめる動物園や水族館、博物館や美術館さえも連休は混みますからね。混雑を避けられるなら避けたい。そう考えるのが普通なのでしょう。
2:仕事や育児の事情によって出かけられない
なかには、出かけたくても出かけられない事情を抱える人たちもいます。
『夫婦ともに医療職なので、仕事です。子どものために交代で休むけれど、旅行には出かけられず』
『上の子のオムツ卒業と下の子の断乳を頑張ります!』
『5月に出産を控えているので、家にこもることになりそう』
出産を控えたプレママや乳幼児の育児に真っ只中のママたちにとっては、今が頑張りどき! のこともあるようです。心からのエールを送りたくなりますね。
「国内旅行・レジャー」派の特徴とは
「どこかへ遊びに行く(国内)」を選択したママは2割弱。目立ったのは「子どもを中心とした計画」を立てる人たちが多いこと。さらには自然のなかで過ごすことを企画している人たちもいました。
子どもメインの計画で
『息子がディズニーデビューします!』
『息子の誕生日祝いを兼ねて家族でレゴランド®に行く』
満を持してお出かけを企画している、といったところでしょうか。大きな熱意を感じます。
『ロハスフェスタでの“絵の具で遊ぼう”という企画に参加予定』
筆者も毎年ゴールデンウィークには「子どものための音楽会」や「絵本市」など、年に一度の企画に息子と出かけています。気候もよくなるこの季節。お出かけにイベントを加えると、思い出も経験も倍増するような気がしています。
アウトドアを楽しむ家庭も
「キャンプ」や「BBQ」を計画している家庭も多くありました。アウトドア志向の高まりも影響しているのでしょう。
『家族でキャンプに行く予定です』
『コテージを借りてBBQをやったり釣りをする予定』
『家族でBBQします!』
さらには「人生初のバンジージャンプに挑戦!」「スポーツ観戦に行く」との声もありました。こちらはお子さんばかりでなくママやパパたちの楽しみも含まれていそうですね。
帰省は「短期間」と「合わせて楽しむ」が主流
「実家・義実家へ帰省」と回答したママは約1割となりました。
『遠方かつ短期間なので特に予定は入れていない。滅多に帰れないので顔を見せるだけで十分だから』
という人もいれば、
『実家に帰省して近くのショッピングモールで買い物や食事をする』
『義実家に帰省して、旦那の友達とBBQする』
と帰省にあわせて楽しい企画を考えている人たちもいました。
「海外へ行く」を選んだママはわずか2.3%と少数派でした。近年の円高や物価高の影響もありそうで、海外旅行はハードルが高いといえそうです。
ゴールデンウィークは「多様化」が進む傾向に
かつては「家族揃って旅行や帰省」が定番に感じたゴールデンウィーク。しかし今回のアンケートからは必ずしもそうではないことがわかります。
混雑を避けて自宅でのんびり過ごしたい、連休中はあえて予定を入れないなど、自分たちらしい過ごし方を重視する家庭が増え、「子どもたちの部活で出かけられない」「旦那は仕事なので自分と息子だけで帰省」など、家族揃ってのお出かけにこだわらない家庭も少なくありませんでした。
さらに過ごし方も「イベントに参加」「キャンプ」「スポーツ観戦」「おむつ卒業に挑戦」など細分化されています。今後も家庭それぞれのライフスタイルや価値観の多様化に伴って、連休の使い方はますます個人・各家庭に最適化されていくだろうと考えられます。
総回答数:993票
調査方法:インターネット
調査月:2025年3月
調査・分析:ママスタセレクト編集部
文・編集部 イラスト・なかやまねこ
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