<同僚は貧乏?お金持ち?>え…誰?私服は派手で高級バッグも持ってるし~!騙された【第2話まんが】
前回からの続き。私はミヤノカリナ。私が働く職場では、最近ハルヤマさんという新しいパートさんが入ってきました。ハルヤマさんはいつも同じ服を着ていて、ほとんどお化粧もしていません。お昼だって毎日、質素なおにぎりと水だけ。中高生のお子さんがいるせいか、経済的に余裕がないのかもしれません。私はスイーツを差し入れるなど、なにかと気にかけていました。そんなある日、私が夫と映画館にいると、誰かからふいに声をかけられて……。

ハルヤマさんからは高級そうな香水のかおりまで漂ってきます。そしてハルヤマさんの後ろから現れたのは、いかにも今どきといった雰囲気のおしゃれな男の子たち。ハルヤマさんに促され、私に向かって礼儀正しく挨拶をしてくれます。
ハルヤマさんは私の隣にいた夫にも挨拶をすると、あっけに取られたままの私を置いて去っていきました。その姿を見ながら、夫がつぶやきます。「息子さんたち、いい服着てたなー。あとスニーカーも! あれ、今すごく流行ってるんだよ」
映画館で会ったハルヤマさんがいつもの地味服じゃなかったので、私はすぐには誰だかわかりませんでした。職場とはまったく雰囲気が違う小ぎれいな格好で、お化粧に香水、高級そうなアクセサリー……。しかも夫によると、息子さんが身につけていた服やスニーカーも高価なスポーツブランドのものだそうです。なんだか騙された気分になってしまいました。
私があげるコンビニスイーツも自販機のコーヒーも、本心では「こんな安っぽいのいらないのに」なんて思っていたのかもしれません。会社で貧乏人みたいなフリをしていたのは、いったい何だったの!? 私は腹立たしい思いでいっぱいでした。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子