<やっかいな保護者>「どんどん叱ってください~」はぁ?子育て他人任せにすんなッ!【第5話まんが】
前回からの続き。私はアミ。小学5年生の娘ユカリは、スポーツ少年団のバレーボール部でキャプテンをしています。しかし最近、同級生のチカちゃんの反抗的な言動が目に余ります。チカちゃんのお母さんへメッセージを送っても「子どもを信じます」の一点張りで何の解決にもなりません。ある日チカちゃんが下級生を脅したり同級生に暴言を吐いたりしている様子を偶然スマホで撮影した私は、それをチカちゃんのお母さんに見てもらうことにしました。

証拠を突きつけられても、そしらぬ顔で逃れようとするチカちゃんのお母さん。その姿を見て、保護者たちも口々に訴えます。どうかチカちゃんのことを見てあげて……! しかしチカちゃんのお母さんは思いもよらないことを言い出します。
「自分の代わりに子どもの面倒を見てほしい、叱ってもらって構わない」堂々と言い放つチカちゃんのお母さんにドン引きです。被害を受けていたユイちゃんのママが、たまらずブチ切れました。「子育てを他人に押し付けるんですか?」
チカちゃんの親ははじめから他人に任せるつもりで子どもを入部させたのでしょう。だから問題に見て見ぬふりをして、いくらトラブルを起こしてもスルーだったのです。チカちゃんと一緒にいる時間を少しでも減らしたかったのかと思うと残念でなりません。
ユカリの話によると、その後チカちゃんの家はおばあちゃんと同居することになったそう。学校で会うチカちゃんは以前よりも態度が穏やかになり、ずいぶん落ち着いたとのことです。今になって考えると、チカちゃんは親に放置されている寂しさから荒れていたように思います。チカちゃんのご両親が反省してくれていることを願います。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・マメ美 編集・井伊テレ子