<ええ…>小学4年生になっても幼稚園時代の母娘グループで集まっている!女子ってこれが普通?
幼稚園や保育園での子どもの交友関係は、どうしても狭くなりがち。休日に子ども同士で遊ぶときにも親の付き添いが必要なため、親同士の関わりも影響するかもしれませんね。しかしこうした交友関係も小学校に入ると変化がありそうですが、そうではない人もいるようで……。ママスタコミュニティに先日寄せられたのは、「小4女子の友達関係、母同士仲良い子でグループ化」というタイトルのこんな投稿です。
『マンモス校で人数も多いんだけど、それでも幼稚園時代から仲のいい母娘グループで子どもたちも仲良しって感じで、お祭りとか休日のイベントも母娘グループできている。いろいろな幼稚園卒の子がいるけど、どこも幼稚園時代からの仲間でくっついている感じ。クラス数も多いのに、不思議と幼稚園時代からの大親友が同じクラスになっているパターンが多い。わが子は仲間外れにされているわけではないけど、ときどき入り込めない感じはあるらしい。女子は卒業までそんな感じなのかな?』
投稿者さんの娘さんは小学校4年生。その娘さんのクラスに幼稚園時代からずっと仲がいい母娘グループがあり、彼女たちはいまなおグループで集まっているんだとか。クラス数や子どもの人数が多いにもかかわらず、幼稚園時代のお友達とくっついている様子に「小学生の女子って卒業するまでこんな感じなの?」と疑問を持っていました。
4~5年生になると自分と気の合うお友達を作るようになるよ
『5年生あたりからそういうのがなくなった気がする。うちの娘もそれくらいからガラっと変わった! 今までは家の近くの子で仲よかった感じだけど、本当に気が合う子と付き合うようになった。そのうち親も一緒にって減ってくるし、気にしなくていいと思うよ』
『娘は小4~5くらいから、友人関係は気の合う子同士で分かれてきた感じだよ。運動好きそう、おしゃれ好きそう、アニメや読書好き、明るい子、大人しい子。修学旅行の写真を見るとよくわかる』
ママたちからは「だいたい小学校4年生や5年生くらいから、自分で気の合う友達を作って仲良くなっているよ」という経験談が寄せられました。小学校低学年くらいまではまだ幼稚園や保育園時代の名残りがあり、これまで仲がよかったお友達と遊ぶことは珍しくないでしょう。小学校に入って初めて知り合ったお友達とすぐに打ち解けて仲良くなるという子どももいるのでしょうが、少数派なのかもしれませんね。ただそこから4年生頃になると、自分と気が合うお友達は誰かということが自然とわかってくるのではないでしょうか。
『うちの4年女子の友達はほとんどわからない。名前は聞くけど、誰が誰かはさっぱり。ママ友と話していても大体同じようなことを言っているよ』
『低学年までじゃない? 3~4年ならまだ親主導で子連れで遊びに行けるけど、高学年になると親同士が仲良くても子ども同士が仲良くないとついてこなくなるよ』
また母親と娘が一緒になってグループになるというのも、年齢が上がっていくにつれてなくなっていくのではないでしょうか。「娘のお友達なんて誰も知らない。ましてやその母親なんてもっと知らないよ」といったコメントも。投稿者さんの言う「幼稚園時代から仲のいい母娘グループ」というのも、徐々になくなっていく可能性はありますね。
お祭りや休日に遊びに行くお友達と、学校や習い事などのお友達とで分けているのかも
『その集まりも親同士が仲いいから子どもも遊ぶけど、本当は子どもたちはよく思っていないかも』
『お祭りとか休日のイベントは小学生だと親絡みになっちゃうからかもね。親が仲良し、子ども同士もそこそこ気が合うなら、連絡の取りやすさもあってそのグループに定着しているのかも。学校では新しい友達もいるし、園グループはお出かけ友達みたいな感じで使い分けしているかも』
『母親の集まりで自然と子もセットになるだけで、学校ではいろいろな友達と関係を築いていると思う』
またママたちからは「母親同士が仲いいから子ども同士も遊ぶけど、それ以外では別の交友関係を築いているかも」というコメントも寄せられていました。お祭りや休日の遊びとなると、小学4年生くらいだとまだまだ親も一緒にというケースが多いでしょう。そうすると母子それぞれがすでに知り合いで一緒に行きやすいとなると、幼稚園時代からのお友達となるのは自然なことかもしれません。しかし学校や学童、習い事などでは幼稚園時代のお友達とは違うお友達もいて、子ども自身は使い分けをしている可能性も。「子どもは親同士が仲いいから一応ついて行くけど、心の中ではどう思っているかわからない」と推測する意見もありました。
新たにお友達を作る機会をなくしている可能性も?
『むしろいつまでも園の関係を引きずっていたら、他の子と仲良くなれないよね。低学年の頃に親を含めた園の子とばかり遊んで、周りは仲良しグループが定まってきているとかあるよ。親同士もそれぞれ思うことはあるのに、集団行動で仲間意識を広げて安心するために集まっているのかも。子どものためにもならないし、無駄な集まりだなと思う』
『小4だと気が合う友達を自分で作るものだけど、母親同士が知っている子以外は家に入れないなどのルールの家庭の子は、高学年でも同じメンバーで遊んでいる。そのうち内輪揉めして、いざ他に友達を作ろうとしても友達を作るスキルがなくてぼっちになり学校行きたくない、という話を今までたくさん聞いてきた』
小学校4年生のいまなお、幼稚園時代から仲がいい母娘グループで遊ぶこと自体は、別に悪いことではないでしょう。お互いに昔から知っている安心感や連絡の取りやすさなどもあって、気心が知れた関係性なのでしょう。しかしそのグループがそのまま固定されて変わらないのは、子どもにとっては悪影響もあるかもしれません。特に母親主導で子どもの交友関係を狭めてしまっている場合です。小学校4年生くらいになると、周りではすでに小学校に入ってから新しく気の合うお友達を作り、その中で仲良しグループもできあがっていく時期。しかしいつまでも母親同士が仲がいいお友達としか遊べず、「本当は別のお友達とも遊びたいのに」と子ども自身が思っているのであれば、新しくお友達を作る機会を失わせているともいえます。「そのグループが仲悪くなったときに自分でお友達を作れなくて、一人ぼっちになってしまった話を何度か聞いたことがある」という実体験も寄せられていました。幼稚園時代からの仲良しグループがあるのはいいことですが、同じグループばかりに固執せずに、ほどよい距離感を保てるとよさそうですね。「小4にもなって園の関係を引きずるのは子どものためにならない」という意見もあった今回の投稿。みなさんはどう考えますか?
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文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・Ponko
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